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今になって思えば、あれは一種のケミカライゼーション(好転反応)の始まりだったかも知れない。 数年前の今頃、40度近い高熱がひと月以上続いた。 病院を転々とし、あらゆる病気を疑って 検査を重ねたけれど 身体のどこにも、原因が見つからなかった。 ずっと後になって あるドクターから、自律神経の体温調整機能の誤作動だと 教えて貰った。 割れるような頭痛と高熱を解熱剤で抑え、熱が下がった時を狙って動く。 半月ぐらいは、誤魔化しが効いた。 そのうち、解熱剤の効果が2時間程しか持たなくなり 動くことも眠ることも、ままならなくなった。 桜の咲く季節は、今でもきつい。 風の薫りや光の色を 身体が憶えているから。 桜が咲いて気持ちは浮かれているのに 情けないぐらい、身体がついてこない。 さて、どうしたものか…苦笑。 |
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