マグナム大阪の鉄ネタ(異線進入も)ブログ

掲載している写真は、断りのないものは私が撮影したオリジナルです。 無断転載はお断りします。

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翌日、仕事へ向かう友人と別れ、人民広場から地下鉄1号線に乗る。

人民広場とは、かつて魔界と称された頃の上海の象徴的な場所である。
紳士の社交場と女と酒と麻薬が混在し、ヨーロッパ貴族や上流階級、日本軍人や官僚、商人、中国の軍閥、中国マフィアが渾然一体となっていた新世界などが存在した場所である。

新世界の名前は、広場北東隅にある韓国資本になってしまった百貨店に名を残すだけである。

今は広大な広場になっている地域には、かつては競馬場が存在した。
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そこから地下へもぐると、かつての上海の情景を再現した地下街や、かつてのトラムを再現した模型が飾られている。
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人通りの多い地下道を抜けて、地下鉄人民広場駅へ達する。

さあ、いよいよ、今回の上海訪問での「鉄」開始ですw

ここは、上海の地下鉄開業初期に、1号線と2号線という、東西路線の結節点として設けられた駅である。
最近、混雑する1号線のバイパスとして開業した8号線も改札内乗換えが出来るようになっている。

ここから、1号線の富彩路行き(北行き)に乗る。
北の方は、郊外に出ると地上を走ることを知っているからだが、1号線の地下駅は、全てホームドアの設置が終了していた。
前回撮影した2号線のように、地下でホームドアなしは貴重な存在でもあるのだ。

乗車した電車は、1号線や2号線で標準的な旧型車両。

上海火車駅(中国国鉄上海駅の意味・・・直訳すれば、上海汽車駅)に到着すると、客は全て降りてしまう。
車内放送でも、なにやらこの駅までであることを繰り返している。

え?1号線に区間運転列車なんて有ったの?
知らなかった・・・
あとで資料を調べると、結構、この手の折り返しが存在するらしい。
降りると、車内照明はすべて消され、無理やりにでも降りなければいけない状況にされてしまった。
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次の電車の到着を待って、先へと向かう。
この車両も、1号線の昔からのデザインの車両だ。

汶水路(ウェンスイロ)駅からは、地上を走ることはリサーチ済みである。
そこから先は、どうやらホームドアは無いらしい。

しかし、乗っている車両は、先ほどまで乗っていた車両と感じが違う。
ふと足物との敷物を見ると、ドイツの敷物メーカーのものだ。
ん?すると、シーメンスの車?
車端部の銘板を見ると、やはりシーメンスだ。

え?シーメンスって、4号線だけじゃないの?
1号線は、日本製の車両と、それをモデルに作ったアルストムの車両だけじゃ・・・

そんなことを考えていると、列車は地上へ。
彭浦新村(ペンプシンスン)駅で降り、車両の撮影を行う。
やはりホームドアは無く、簡単な仕切りだけである。
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ちなみに、「新村」とは、日本で言うところのニュータウンの意味。

そこで対向してきた車両を見て、先ほどのシーメンス問題(大げさなw)が一気に氷解した。

両先頭はアルストム製なのだが、中間車はシーメンスという編成になっていたのだ!
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しばらくしてやってきたのは、アルストムのみの編成。
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そして、その後にやってきたのは、もはや希少価値のある日本製の車両。
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この編成のみ6両で残っており、このまま廃車になると思われる。

そして、2号線に投入されているのと同じタイプのアルストムの新車。
イメージ 10
このタイプが、日本製車両の置き換え用として増備されている。

ここまで見てきて、先ほどのアルストム+シーメンスの編成のなぞが解けてきた。

まず、現在、1号線は6両から8両に編成を伸ばしている。
その中で、老朽化している日本製車両を置き換えとしてアルストムの車両を入れてきている。

そして、日本製車両をモデルにしたアルストム製車両は、編成を組み替えて8両にしている。
その過程で、中間車を供出した先頭車は、車体断面が似通っている4号線用のシーメンス製車両を新造して中間に挟んで運用している。
(同じアルストムでも、規格化された新車とでは断面が違いすぎる)
このような過程を踏んでいるようだ。

そういった意味で、今の1号線は過渡期と言え、上海の地下鉄の中で、最もバリエーション豊かな路線とも言える。
車両が統一化されている3号線以降と1、2号線とでは、歴史の深味も違うからとも言える。

しかし、屋外を走っているのに、ここまでパンタグラフを押し下げて走行するか?というほどの有効高さしかない。
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地下区間と同じ状況なのだろうが、架線からの有効高さに対する規制が、日本よりもゆるいのだろうか?


その後も北部へと向かう。
通河新村(トンヘシンスン)駅で途中下車して、周辺の様子を見る。
確かに昔からの中国の建物、中国式のマンションが多数建っているが、鉄道部分だけを見ると、日本と変わりがない。
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次の呼蘭路(フウランロ)駅で、頭の上を走っていた高架道路(共和新路高架)が左右に別れ、日の光の下で撮影できることがわかり、そこまで移動。

やはり日の光の下での撮影は、気持ちがいい。
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駅の案内表示をじっくり見ることのできる余裕も出来て撮影する。
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次の列車の到着までの時間が、大体の時間で表示されている
前の駅の到着を知らせるタイプが主流の日本とは違いがある。
さらに、6両編成と8両編成が混在する現状なので、それも記載されている。
日本人なら何とか読めるが、それ以外の国の人には解読不能wなので、改善が必要ではないだろうか?



ここで撮影を切り上げて、人民広場に戻る車中、友人から電話が入った。
現地用の電話を持っているので、それへの電話である。

友人から仕事が早く決着しそうなので、一緒に食事をしようとの連絡を受け、人民広場まで戻り、そこから食事へ向かった。


続く

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