映画バカ一代

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宇宙戦争

僕が日頃お世話になっているTOHOシネマズでは8月31日まで宇宙戦争キャンペーン(宇宙戦争の半券1枚+他の映画の半券2枚で懸賞に応募可能)を実施しているのですが、当の『宇宙戦争』が8月31日まで上映していないのではないかと心配してしまうほどの出来映えに感じてしまいました!ホラー映画やパニック映画が好きな人じゃないと、この映画にはついていけないんじゃないかなぁ。そこにSFの味付けはされているけれど。

それでも宇宙人がトライポットを操り、地球を侵略・破壊するスペクタクル描写とそれを彩る映像と音響が凄まじい!人間を恐怖に陥れ殺戮を繰り返すトライポットにも強大な力と不気味な雰囲気が伝わってきた。しかし、このトライポットが余りにもハイテクすぎていて、100万年前から地球の地中内に眠っていたリアリティを感じることができず、冷めた。もう少しレトロなデザインであったほうが他文明とはいえ100万年前の時代を感じることができたのに…。これじゃ『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒ですよ!でも、これならハリウッドで製作決定の実写版エヴァゲリオンの監督をスピルバーグがやれば結構イイ線いくかも。

トム・クルーズ演ずるレイの堕落した父親ぶりには息子ロビー(ジャスティン・チャットウィン)を見る限り、この父あってこのドラ息子ありというまでの説得力があったものの、宇宙人の地球侵攻から子どもと自分自身を守りながら別れた妻マリー(ミランダ・オットー)の住むボストンへ向かっていくうちに、知らず知らずのうちに自堕落な親父から、いつもトムが演じているスーパーヒーローに成り代わっているのには正直戸惑う。このまま後半には「俺は若い頃カルフォルニアの海軍基地でエースパイロットだったんだぜ!」と言い出してジェット機に乗り込んでトライポットに突撃するんじゃないかと心配してしまったが、そんなことにはならなくて一安心(当たり前だ!)でした。

宇宙人の攻撃に対して人間が余りにも無力であり、宇宙人への恐怖の余りに狂人と化した人間達の怒涛の形相とパニックの余りにとる行動が地球進行の恐ろしさと人間の本質を巧く突いていていたと思う。その一方でレイ一家はこの非常時において人間性に目覚めることはあっても狂人に変わり果てることはなかったのには疑問。レイが騒音おじさん(ティム・ロビンス)を「黙らせた」シーンには非常時の狂気が描かれていたが、それに至るまでの描写がなくレイも混乱していることを象徴するための辻褄合わせの意味合いが強かったように思える。またレイチェル(ダコタ・ファニング)も、川に無数の死体が流れる光景(衝撃!)を肉眼で見ながらトラウマになることなく、宇宙人以上に怖い顔で絶叫することでガス抜きをして平静を保っているように思えてしまうし…。

スピルバーグはこの映画において随分日本を意識していたように思える。ロビーのキャラクターはイラクの日本人人質事件を髣髴させるし、外国人は日本の実在テレビ局を通して乱気流の中継をしているし、ワイドショーで一時人気者(?)になった騒音おばさんをリメイクしたようなキャラクターをわざわざティム・ロビンスに演じさせたりとか…。大阪では世界でいち早く宇宙人を撃退したとのことですが、結末から察するに宇宙人とトライポットは道頓堀に突っ込んでいったのでしょうか?

冒頭と最後に流れるナレーションは、アカデミー賞受賞俳優である「あの人」が登場。アカデミー賞受賞作品でも全編にわたって披露された、しみじみと情感たっぷりな語り口はさすが!結末についての伏線は皆無に等しいものの、彼の見事なナレーションで納得することができた。これならば映画全編をトーキー映画にして、「あの人」のナレーションで進行されていく『宇宙戦争』が観たかった!小説を朗読する雰囲気も出て面白いと思うのですが、いかがでしょう?

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こんばんは〜☆ 「あの人」ってモーガンフリーマンですよね? エンドロールで名前を観て、「あれ?!見間違い?」って思ったんですけど、やっぱりそうだったのかな? >宇宙人とトライポットは道頓堀に突っ込んでいったのでしょうか? に大爆笑してしまいました! やっぱりこの映画評判あまりよくないみたいですねぇ。。。 削除

2005/7/4(月) 午前 1:59 [ あいあい ] 返信する

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