(写真・ルルドの泉の前で祈る人々)
この病気はまだ原因も治療法もわかっていないそうです。
その痛みはガンの末期の痛みに匹敵する痛さだそうで、 激しい嘔吐が続きます。。
ひどいときには3日に1回、最近は一月に1回発作が襲ってくるそうです。
しかし発作のない期間が長くなると、代わりに1回の発作の苦しみが激しくなるのだそうです。
激しい嘔吐の連続で逆流性食道炎を起こし嘔吐物も黒いもの・・・。
そんな苦しみが3歳のころから20年も続いている。
ほんとうに想像を絶する大変な苦しみだと思います。
里美さんは、そんな苦しみと向き合う中で心にも大きな負担を抱えてしまっています。
あたりまえですよね。
そんな苦しみを20年も背負って頑張り続けてきた里美さん、
ほんとにすごいって思います。
里美さんは、この病気のことをたくさんの人にしってほしい、理解してほしいと
HPやブログで発信しています。
その理由は、まず、この病気が非常に珍しいこと。
そのためにこの病気を研究するお医者様が少ないこと。
そのために原因も治療法もわからないそうです。
知られていない病気のために、病気を見落とされて、原因不明、心理的なもの・・・
とかたずけられている、埋もれた患者さんも多くいるのではないか・・・との事です。
「主治医の先生から聞いた話だと、20歳すぎても完治してない人が多いとの事。
一度治ってもまた再発した例もあるらしい。
なぜ、その人達の症例が少ないかと言うと18歳までは特定疾患に入っているので、統計はとれている。
でも、特定疾患が切れてしまった18歳以上の人はそのまま数にはカウントされず、埋もれてしまってる状態。
小児で見つかる病気のため、内科では見つけれもらえないというのも現状にある。」
ということだそうです。
そして何よりきっと苦しいのは、そんな病気の前の見えなさ、
そしてこの病気の苦しみをわかってくれる人たちが少ないことだと思います。
今日、根元神父様の講演会で「HIV・エイズ」の患者さんの苦しみ、
そして患者さん同士の連帯の運動への希望・・・を聴いてきました。
治る希望のない、大変な苦しみの中で死んでいく人々に何ができるのか・・・。
その中での答えは、エイズの人たちのほんとうの痛みを分かち合えるのは、
エイズの同じ苦しみを追っている人たちだ・・・ということだったそうです。
そのために患者さん同士が連絡を取り合い、励ましあい痛みを分かち合う。
できればエイズキャリアの人の中から、スタッフや医師が育ってほしい・・・。
そのために国境を越えた活動の必要性・・・などなどのほんとうに心の痛む、でもとっても大切にしたいお話でした。
里美さんのお話も、同じ問題を持っていると思います。
患者さんにとってたぶん一番の孤独は、その病気の苦しみを理解してもらえないことだと思います。
そして一番必要なのは同じ病気で苦しむ人との連帯・そしてそこから生まれてくる力・・・。
それが、病気への克服へと、たくさんの医師がこの病気を研究してくれる「種」となっていくのだと思います。
里美さんはそんな発信を、日々の想像を絶する苦しみの中で、
その苦しみから起こった心の病と戦い奮闘しながら行い続けています。
里美さんは、たぶんこの病気を克服する、その大切な「種まき」のしごとを
その苦しみの中で行っているのだと思います。
何もできないけれど、このことをたくさんの方々に知ってもらう・・・
そのお手伝いはわたしたち一人一人でもできることです。
そんな「知ってもらうこと」が広がってゆけば、この病気に関する研究も行われることでしょう。
大切なことは私たちが「知ること」、そして私たち以外の誰かに「知ってもらうこと」
だと思います。
良かったら転載をお願いします。
こちらは転載をしてもご迷惑になるところは掲載しておりませんので、
ぜひ、たくさんの方々に、一人でも多くの方々に知ってもらいたい、
特に医療関係者の方々にたくさん知っていただきたいと思います。
そして支援の輪が広がってゆけば・・・と思います。
支援の輪が広がりますよう、そして研究が進み治療法が見つかりますように
そしてなにより、患者さん同士の連帯がなされていきますよう、
心から祈ります。
転載元: あたしの記憶
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