ファイブビートのアルチザン

日記を書いたことのない男のブログなんで・・・

ちょっとちょっとで2時間(音楽)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]

第136話 紅い花


  川に向かって3人の人影が まっすぐ伸びている

  その人影は 小さい妹を背負った僕と 
  金太郎飴とラムネのボトルが入った箱を 抱いて立っている
  行商人だった僕の母親だ

  母親は「泣くのじゃないよ」と 涙の渡り鳥を 切なそうに歌っていた

  これが僕の 最も古い記憶だ

  3月10日 東京大空襲の日
  僕と妹は その川へ逃げた
  なのに どこの川だったのか さっぱり思い出せない

草野大悟のこのナレーションの後、DONOVANの「The river song」が流れます。

つげ義春の「紅い花」をNHKが1970年代にドラマ化したときのプロローグです。

この作品は時折youtubeでアップロードされたりしていて、それを見る機会が
あったわけですが、この冒頭部だけは常に消されずにアップロードされています。

つげファンであれば、この作品の評論をするところですが、私の場合は
草野大悟ファンなので、大悟氏の演技に注目してしまいます。
あと、藤原釜足や樋浦 勉など往年の名バイプレイヤーの演技も
実はこの作品の着目点でもあります。

草野大悟の太くて憂いのある声はこの人の最大の特徴でもあり、
このドラマでもぴったりハマっていると思います。

でも、一番ハマっているのはやっぱり「The river song」。
東京大空襲をモチーフとした作品で、英国人の音楽が合うなんてのが
不思議なものですが、Donovanの叙情的な歌声がぴったり合っている印象です。

酩酊の後、ふと寂しくなったら、高田渡の歌か「The river song」を。



 そういえば、今まで話題にしたことがなかったMy Favoriteがあります。
トッド・ラングレン。シンガーソングライターで、1970年代にバラード中心で
活躍したアーティストです。

 一言で言えば、センチメンタル。ピュアな旋律と貫き通したようなバラード。
モラトリアムな時期に想いふけっているようなときに、染み込んでくるサウンド
です。

 「I saw the light(瞳の中の愛)」が一番有名かな。この曲もいい曲で、30年前に
聞いてから毎年必ず聴いている曲でもあります。音楽の作りも洗練されていて
サビの高揚感に、ふぅっと気持ちが浮揚してしまう感覚を覚えます。
あくまでもセンチメンタルな気分がベースのときに・・・ですけどね。

 僕のオススメは「We gotta get you a women」と「Love of the common man」。
いい曲ですので、是非聴いてみて欲しいな。

 で、こぼれ話を一つ。
13年前の結婚式の日、新郎新婦入場の曲に僕はToddの「Just one victory」を
かけるつもりで、挙式のスタッフの人にCDを渡したのですが、そのとき一緒に
新郎退場のときにかけるつもりだった富田勲の「新日本紀行」の入ったCDを
渡してしまったため、ごっちゃになってしまった挙句、新郎新婦の入場の際に
富田勲作曲の「ジャングル大帝」が大音量でかかってしまい、野性味溢れる
新郎新婦入場になってしまったというエピソードがあります。
「ジャングル大帝」で入場した夫婦は日本広しといえども、我々以外に
ほとんど皆無と思えます。がおーっ!
 
 
 僕の好きなソフト・ロックのグループ”The Association”ですが、
この3rdアルバムともなると日本ではほとんど無名の存在です。
収録されている曲の中には”Everything That Touches You"や”Time for Living"
のような、ベストアルバムには収録されているようなヒットソングがあります。
 
 このアルバムはこのバンドの発売した中でも、コーラスが秀逸な一枚です。
リードボーカルはバンドの中でも一番ソフトボイスのジム・イエスターがとっている
曲が多く、2ndアルバムで参加したラリー・ラモス(東洋系の男)も次に目立った
存在になっています。僕の好きなラス・ギグアーがリードボーカルの曲は減ってる
かな。
 このバンドのメンバーはそれぞれ声質が違うのですが、コーラスではとても
調和した爽やかな印象を与えます。ブライアン・コールの低音が、コーラスの
どこに重なっているのか不思議に思えます。
 
 
 興味を惹かれたら是非聴いてみて下さい。
 かなり長期に渡り休眠していたブログを再開します。
 
 マイブームというのは、少しなりとも変遷するものであって、私の最近のマイブームは
表題のベートーヴェン第5楽章”運命”です。
 
 誰だってほとんど同じだと思いますが、私にしてもつい最近まではこの曲といえば、
第1楽章の始まりの”ジャジャジャジャーン”なわけです。ちなみにこの曲を運命と呼んで
いるのは日本と台湾ぐらいだそうで、一般には第5楽章ということのようです。
 
 この曲は4つの楽章から成り立っています。クラシックのファンでないと第4楽章まで
通して聴くこともないですね。小学校の頃だったか初めてこの曲を聴いたのも第1楽章
だけだったと思います。
 
 先日たまたまクラシックのコンサートを聴きに行って、演奏されたのがこの曲。初めて
第4楽章まで聴きました。第1楽章のイメージが強すぎて、聴き慣れた曲を聴いてるような
あまり聴き入る姿勢ではなかったのですが、第3楽章から第4楽章に移るあたりから、
何か目からウロコが落ちたような、そんな気がしてきました。第4楽章は”華やか”なんです。
この曲が”運命”と題されるのは、この第4楽章の華やかさなのだと思います。
 
 コンサートから帰ってきて、youtubeでこの曲を聴き直しました。見つかったのが、
カール・ベームの1977年NHKホールでの演奏。ベームの晩年の来日公演で、
おじいちゃんのベームさんのためでしょうか、指揮台の後に手すりが配置されています。
ベームという人はクラシック界では正統派の巨匠と称されていて、クラシックのファンには
超有名な人です。
 
 youtubeでのこの演奏は、ベームの指揮している姿をカメラが正面下方から撮影していて、
この第4楽章が大団円の華やかさのまま、幕を閉じるシーンがベームの表情とともに
映されています。
 この華やかさと、指揮するベームおじいちゃんの表情がものの見事にマッチしていて
まさにベームおじいちゃんの”運命”がオーバーラップされているような印象が映像から
伝わってきます。
 曲が終わって会場から”ブラボー!”の掛け声とともに、割れんばかりの拍手が鳴り響く
あたりでボロボロ泣けてきます。本当に”ブラボー!”と叫びたくなります。
 
 正直、”運命”を聴いて自分がボロボロ泣くなんて思いもしませんでしたが、第1楽章から
第4楽章までじっくり聴いてみてください。泣けたら是非コメントください。
 
 
今日は久しぶりに音楽の話題です。私の大好きなThe Moveの"Lookin' on"
というアルバムの2曲目。この曲は、ドラマーのBev Bevanの作曲です。この人の
曲は珍しいんですが、ドライな喧騒をイメージさせる面白い曲です。
ケテルビーの「ペルシャの市場にて」を聴くのと同じような感覚で楽しめます。
The Moveというバンドはクラシックの旋律を基底に置いて曲作りをしているので、
聞き込むと結構いい曲がありますよ。

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事