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4/17(火)試写会にて鑑賞☆
まず、上映前に作品の主要人物である高橋家の面々…水谷豊さん→安田成美さん→橋本愛さん→濱田龍臣くん→草笛光子さんの順にメッセージが流れました。 試写会のための映像なのかそれとも公開後も上映の前に流される映像なのかは不明ですが、特に水谷さんのメッセージなんて結構笑えて楽しかったので、ファンの方には是非見ていただきたいなぁと感じました。内容的には上映前に流れると思いますので上映開始時間より少し前に席について予告をしっかりご覧になられると観れるかも知れません(笑)
さて、作品についてですが、とてもよかったと思いました。 個々それぞれがそれなりの問題をかかえていて、それを相談することもできず、なんとなくギクシャクしてしまっている…そんなどこにでもある一家族。 お父さん(水谷豊)が岩手の田舎へ転勤(左遷…)になり、築200年という古民家へ引っ越すところから物語は始まります。その古民家には実は座敷わらしがついていて、色々起こる奇妙な出来事の数々から自然に家族が向き合いはじめ… という、まぁ、ファンタジー的なお話なのですが、これはただの現代ファンタジーではありません。 座敷わらしの事は誰もが知っていると思いますが、座敷わらしの悲しい歴史まではよく知らない方も多いと思います。実際に私もよく知りませんでした。
その辺を実に丁寧に、それでいてあえて、コミカルなシーンにつくられており、重くなりすぎる事もなく、実にうまく表現してありました。家族みんなが座敷わらしのろくちゃんを愛おしく思いはじめる瞬間で、とてもいいシーンに仕上がっていました。 また、子供たちの成長…それと同時に来るおばあちゃん(草笛光子)の老いの問題。
自分の実の親のそういう姿をなかなか受け入れるのは難しく…草笛さんの素晴らしい演技は勿論のこと、水谷豊さんの涙の演技も光りました。 そんな中、必死で寄り添うお母さん(安田成美)の姿も良かったなぁ…。 もしかすると、家族でありながら血の繋がりはないという、その距離感は必要なのかもしれない…そんなことを思ったりもしました。 とはいえ、それは夫婦仲がうまくいっているからできること(笑)
それなくしては家族は成り立ってゆかないのかもしれませんね。 他の方の意見にもあるように、これは家族の理想形。 実際にはなかなかこうはいきませんよ(笑) ただ、この作品を通して感じたもう一つの事。
それは、あいさつです。 家族のみんながきちんとあいさつのできる人間なのです。 不平不満があっても、酷いことをつい、言ってしまっても、ちゃんとあいさつをしているんですよね。 「仲間に入れてください。」 「よろしくお願いします。」 「いつもありがとう。」 「ごめんね。」 これらは、とても簡単で当然のことだけれど、なかなか言えなかったりするものです。 でも、それをちゃんと口に出して言うこと、伝える事で家族に限らず、人との関係ってきっと劇的に変わるものなんじゃないかと思います。 この作品が、とても清々しい気持ちの良い作品に仕上がっているのは、景色の美しさだけじゃなく、人の心の美しさによるところが大きいかもしれませんね。
荻原浩さん原作のこの作品。
期待通りの秀作です!原作も読んでみたくなりました。 和泉聖治監督は『相棒』の監督さんなので、それで水谷豊さんの起用に至ったのだと思いますが、大正解でしたね。少し頼りないけど、一生懸命でたくさんの愛をもった素敵なお父さんでした。
安田成美さんはとにかく可愛いお母さんでしたね(笑) あんないい奥さんいないさっ!と言いたくなるくらい…(爆) 長女の梓美役を演じた橋本愛ちゃんは『告白』に出ていた女の子だったんですね。どおりで…綺麗な子でした。濱田龍臣くんもかわいかったです。 ラストもとても温かい気分にしてくれます。
私はあのラストが一番好きかもしれません。 座敷わらしのろくちゃんを愛おしく思うように、この作品も愛おしくてたまらなくなる…素晴らしい1本です。 星は ★★★★ 4つ。予想以上によかったです。
私も、カリカリしないでニコニコ笑って過ごしていこう!!(爆)
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