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《2018/04/15 放送  NHK BSプレミアム 西郷どん 第14回》


西郷が井伊直弼と対面?

一橋慶喜とはしょっちゅう会ってた?

フィクションが度を超えてると思います。

西郷が将軍継嗣問題で活動していたのは事実でしょうが、幕閣大幹部の井伊や徳川一族の公達慶喜とは身分の差が大きすぎて、フィクションにもならないのです。

これって、この時期より少しあとの坂本龍馬の活躍を意識してのフィクションなのでしょうか?

西郷隆盛が坂本龍馬化した!?!?

まるで、「どこでもドア」を使って光秀や家康に接触した江姫みたいな作り話。

さらにトドメを刺したのが一橋慶喜暗殺未遂。
そのヒットマンが逆に西郷に殺されるという作り話。
現代とは違い夜道は暗く、夜中に出歩く人は少ないとはいえ、江戸府内でああも簡単に死体遺棄できるものか?

川にザブンと捨てて、はい、おしまい!!!

あんまりです。



ついでに言うと、井伊直弼が好条件を餌に西郷隆盛を半ば恫喝的に篭絡しようとした、あの場面。

あれって、法廷ドラマでよくあるパターン。

被告代理人(弁護士)が、重要な証人に偽証をさせるために、その証人の経済状況や家庭環境を調べ上げ、証人が最も欲するであろう「好餌」をチラつかせる、という手口。
(パッと思い出すのは『HERO』 検事木村拓哉に対し、弁護士飯島直子がそういう方法で裁判を勝とうと画策したが、結局は失敗に終わった。)

現代の法廷劇をそのまんま幕末に持ち込むってのはどうよ!!!

作者・脚本家はこんなに「はしたない」ものなのか?

そんな書き方をしないと視聴率を取れないのだろうか?

情けないです。



喜怒哀楽が激しすぎる西郷隆盛

川で鰻を獲っているころの若衆西郷ならいざ知らず、公務に就き、島津斉彬の密命のもとで活動するようになっても喜怒哀楽が異様に激しい西郷には、違和感が募るばかりです。

西郷の人生を俯瞰で見ると、必ずしも一直線に突き進んでいるとは私には思えません。
西郷は常に悩みの中に居たのではないかと想像する。
何度も大きく方向転換を余儀なくされているのだから。

ということは、西郷は頭でっかちの思想家ではなく、世の流れを的確に掴もうとする現実家だったに違いない。
少なくとも明治新政府ができるまでは。

なるほど西郷は故郷の仲間たちとの酒宴などでは、チャリ(冗談)を飛ばして満座を笑わせたことだろう。
だからと言って、それとはまったく違う計算できる政治家西郷の顔があったはずだ。

その落差の激しさこそが、西郷の魅力ではなかろうか。

同郷の友に見せる素の顔を、幕府要人や大名クラスの人間に対しても簡単に見せるような軽薄さは、私にはどうしてもイメージできない。


『西郷どん』の西郷隆盛は、少なくとも今のところは、その場その場でエネルギーにまかせて猪突猛進するだけの男。

この状況はいつまで続くのだろうか???


以上です。



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    大河ドラマはずーと見て来ましたが西郷どんは見れません、以前平安ものかあの時と同じで暗い、余りにも見すぼらしい、反日が働いているように見えますが?この頃のNHKは酷すぎる!

    [ MIC ]

    2018/4/15(日) 午後 9:26

    返信する
  • > MICさん

    西郷の衣装、鹿児島で畑巡回してた時とおんなじですね。
    あんな薄汚れたものを江戸で着てるのは、貧乏浪人ぐらい。
    絶対にありえないです。

    平安や戦国ならば残っている資料は少ないから、少々デフォルメがあっても仕方ないけど、幕末は資料が多数残っているので、無茶なフィクションはできないだろうと多寡をくくっていたのですが、どうやら見当はずれ。

    『西郷どん』はやりたい放題。
    このままだと、私は放棄するかもしれません。
    大河ドラマはどこまで朝ドラ化するのでしょうかね。

    そんな感じです。

    インディーZ

    2018/4/15(日) 午後 10:29

    返信する

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