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明治天皇の皇后、昭憲皇太后の歌という。
〈もつ人の心によりて宝とも仇ともなるは黄金なりけり〉。
お金は持っている人の心がけによって良い味方にもなるし、怖い敵にもなりうる
◆この歌を自署ににひいて、「しかるに世間の人々は、とかくこの金を悪用した がる」と戒めたのが渋沢栄一である。(「論語と算盤」)。どうやら自らお礼の肖 像画となって、にらみをきかせることになったらしい
◆政府がきのう、新紙幣のデザインを発表した。1万円札には”日本の資本主義 の父”といわれた実業家の渋沢栄一が、5千札に津田梅子、千円札には北里 柴三郎が用いられ、2024年度から発行されると云う
◆どうか、お三方のご縁に恵まれますように。そう祈りつつ改元のお祝いムードに
政府が乗っかるように話題づくり・・・などとつい勘ぐってしまうのは、お金の
話でこちらの心がねじ曲がっているからだろうか
◆へそ曲りでさらにいうと、1万円札の写真や映像は「金権」「拝金」といったイメ ージ演出に使われやすい。拝金主義を憂い、道徳と経済の調和を説いた渋沢
さんだけにお金にきれいな世となること願おう
◆紙幣が変わることにかこつけた詐欺にも注意したい。「とにかく悪用したがる」
の嘆きはいまなお尽きぬゆえ。2019.4.10
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