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  作家の木山捷平が若い頃である。不摂生で体をこわし、実家に帰省を  願い出たが、黙って仕事をやめて大学に通っていた息子を父は許さない

◆考えの甘さを戒める父の手紙はしかし、こう結ばれていた。「わかった   とは言ふてくれるな」(梯久美子著「百年の手紙」より)。物わかり反省   するお前ではなかろう、と。父は結局、帰省費も出してやる

◆心配をかけるわが子を最後には救ってやりたい。どの親もそうだと思う   だけにやりきれない。76歳の元農林水産事務次官が44歳の長男を殺   害したとされる事件である。長男が実家に身をよせてすぐの惨劇だっ   た。

◆川崎市で児童ら20人が殺傷された事件からまだ日がたたない。長男は
  私たちに暴力をふるい、小学校の音にも腹を立てる。これでは他人に
  危害を加えるかもしれない・・・そんな趣旨の供述を父はしているという

◆体にあざがあったという老父の心情を思うところなしとはしないが、見識
  も人脈も広いはずの元官僚トップが自ら出口をふさいでしまっては救い
  がなくなる。助けを求めたり相談したり、道を探ってほしかった

◆とは言いつつ、わがことに置き換えれば、誰でも考え込む。「家族の
  問題だ」という世間の風潮がカーテンを閉めさせ、外の光を見えなくさ   せる。

※ 私は此のニュースを新聞、テレビで見てから、考えて込んでしまいました。私だ    ったらと・・・眠れませんでした。私は、一人息子を厳しく育てたからかも知れま    せん。親亡き後の事を思うと、甘やかせてはいけない!と。一人で生きていか    ねばならない事を教えました。
   此方の元官僚の老父さんの心を想うと辛く悲しくなってきます。
   今は思うのです。又やり直しが出来るとしたら、時間と余裕で抱きし
   て育てたい・・・と反省をしていますが、今は、親を越して素晴らしい父親に
   なっています。よくぞ自慢の息子になった者と感謝しています。
   どうか、この方を守って上げて下さい。お寂しでしょう〜お辛いでしょう
   う。何処がどう違ったのでしょうか? 気になっています。心の平安をお祈り
   しています。

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