読書・新聞から

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全9ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

[ 次のページ ]

  作家の木山捷平が若い頃である。不摂生で体をこわし、実家に帰省を  願い出たが、黙って仕事をやめて大学に通っていた息子を父は許さない

◆考えの甘さを戒める父の手紙はしかし、こう結ばれていた。「わかった   とは言ふてくれるな」(梯久美子著「百年の手紙」より)。物わかり反省   するお前ではなかろう、と。父は結局、帰省費も出してやる

◆心配をかけるわが子を最後には救ってやりたい。どの親もそうだと思う   だけにやりきれない。76歳の元農林水産事務次官が44歳の長男を殺   害したとされる事件である。長男が実家に身をよせてすぐの惨劇だっ   た。

◆川崎市で児童ら20人が殺傷された事件からまだ日がたたない。長男は
  私たちに暴力をふるい、小学校の音にも腹を立てる。これでは他人に
  危害を加えるかもしれない・・・そんな趣旨の供述を父はしているという

◆体にあざがあったという老父の心情を思うところなしとはしないが、見識
  も人脈も広いはずの元官僚トップが自ら出口をふさいでしまっては救い
  がなくなる。助けを求めたり相談したり、道を探ってほしかった

◆とは言いつつ、わがことに置き換えれば、誰でも考え込む。「家族の
  問題だ」という世間の風潮がカーテンを閉めさせ、外の光を見えなくさ   せる。

※ 私は此のニュースを新聞、テレビで見てから、考えて込んでしまいました。私だ    ったらと・・・眠れませんでした。私は、一人息子を厳しく育てたからかも知れま    せん。親亡き後の事を思うと、甘やかせてはいけない!と。一人で生きていか    ねばならない事を教えました。
   此方の元官僚の老父さんの心を想うと辛く悲しくなってきます。
   今は思うのです。又やり直しが出来るとしたら、時間と余裕で抱きし
   て育てたい・・・と反省をしていますが、今は、親を越して素晴らしい父親に
   なっています。よくぞ自慢の息子になった者と感謝しています。
   どうか、この方を守って上げて下さい。お寂しでしょう〜お辛いでしょう
   う。何処がどう違ったのでしょうか? 気になっています。心の平安をお祈り
   しています。
年をとったら 出しゃばらず   にくまれ口に 泣きごとに
人のかげ口 愚痴いわず    他人のことは ほめなはれ
聞かれりゃ教えて あげてでも 知ってることでも 知らんふり
いつでもアホで いるこっちゃ

勝ったらあかん 負けなはれ  いずれお世話に なる身なら
若いもんには  花もたせ  一歩さがって ゆずるのが 
円満にいく コツですわ いつも感謝を 忘れずに
どんな時でも へえおおきに

お金の欲を 捨てなされ  なんぼゼニカネ あってでも
死んだら持って いけまへん  あの人ええ  人やった
そないに人から 言われるよう  生きてるうちに
バラまいて 山ほど徳を  積みなはれ

というのはそれは おもてむき ほんまはゼニを はなさずに
死ぬまでしっかり  持ってなはれ  人にケチやと  
いわれても  お金があるから  大事にし 
みんなベンチャラ いうてくれる ないしょやけれど ほんまだっせ

昔のことは みな忘れ じまん話は しなはんな 
わしらの時代は もう過ぎた  なんぼ頑張り 力んでも
からだがいうこと  ききまへん あんたはえらい 
わしゃあかん そんな気持ちで  おりなはれ

わが子に孫に 世間さま  どなたからでも 慕われる
ええとしよりに  なりなはれ  ボケたらあかん  そのために
頭のせんたく  生きがいに 何かひとつ 趣味もって  
せいぜい長生き  しなはれや    (作者知らず)

 明治天皇の皇后、昭憲皇太后の歌という。
 〈もつ人の心によりて宝とも仇ともなるは黄金なりけり〉。
 お金は持っている人の心がけによって良い味方にもなるし、怖い敵にもなりうる

◆この歌を自署ににひいて、「しかるに世間の人々は、とかくこの金を悪用した   がる」と戒めたのが渋沢栄一である。(「論語と算盤」)。どうやら自らお礼の肖   像画となって、にらみをきかせることになったらしい

◆政府がきのう、新紙幣のデザインを発表した。1万円札には”日本の資本主義  の父”といわれた実業家の渋沢栄一が、5千札に津田梅子、千円札には北里   柴三郎が用いられ、2024年度から発行されると云う

◆どうか、お三方のご縁に恵まれますように。そう祈りつつ改元のお祝いムードに
  政府が乗っかるように話題づくり・・・などとつい勘ぐってしまうのは、お金の
  話でこちらの心がねじ曲がっているからだろうか

◆へそ曲りでさらにいうと、1万円札の写真や映像は「金権」「拝金」といったイメ   ージ演出に使われやすい。拝金主義を憂い、道徳と経済の調和を説いた渋沢
 さんだけにお金にきれいな世となること願おう

◆紙幣が変わることにかこつけた詐欺にも注意したい。「とにかく悪用したがる」
 の嘆きはいまなお尽きぬゆえ。2019.4.10

<気の変わる人に仕へて/つくづくと/わが世がいやになりにけるかな>と石川啄木は詠んだ。みなさんの職場はいかがであろうか。そんな人ばかりだ、と心の声が聞こえてきそうである

◆啄木の別の歌。<誰が見てもとりどころなき男来て/威張りて帰りぬ/かなしくもあるか>。とりえがない、は言い過ぎだとしても時に存在する。なんでそこまで尊大に振る舞えるのかな、という威張りん坊が

◆きょうが仕事納めの人が多いだろう。さらに一首引けば<こころよき疲れなるかな/息もつかず/仕事をしたる後のこのこの疲れ>。煩わしい人間関係に鍛えられるのも仕事のうちか。1年間、お疲れさまでした

◆・・・と笑ってすませられる話ならいいが、パワハラ、セクハラと今年も深刻な事例がいくつも伝えれれた。やはりというか、加害者のほうは無自覚である場合が多い。今一度、胸に手をあてて自戒しておきたい

◆植えつけ、水やり、草刈り・・・1年を通じて庭づくりに励んだ人が12月にふと気づく。庭を眺めるのを忘れていた、と。チェコの作家カレル・チェペック「園芸家12ヵ月」に出てくる話はどこか仕事にも似ている

◆精を出して働いた足跡を改めて振り返る年の瀬もいい。えっ?とっとと
忘れたいって?それもそうか。

今年はパワハラ、セクハラと云う深刻な話が問題になりました。考えて見ましたら、私も同じようなパワハラに有っていたように思いました。が、昔は気が合わないのだろうと諦めていました。今は堂々と、発言出来る勇気があれば我慢しなくても良いのかな?と。
「生まれ育った土地ではあるが」と断り、北海道出身の作家渡辺淳一さんが書く。「11月だけはいただけない」

◆雪の季節へ向かうのだから暖かくなるはずはないのに、ときに晴れ、かと思うと冷雨が降る。思わせぶりで気まぐれで「やりきれない」と、随筆集「北海通信」所収の「11月の憂鬱」にある。

◆地震で大きな被害を受けた厚真町などで初めて雪が積もったと、きのうの北海道新聞で知った。暖かい冬かと期待させ、やっぱり・・・・の銀世界だ。雪に覆われた仮設住宅の写真を見て、不意に1人の男性を思いだす

◆厚真町のお隣、安平町で避難生活を送る76歳の男性だ。取材に対し、雪の積もる冬の事は「考えたくもない」と話していた。「年末に1人と思うとさびしい」とも。厳冬が近い11月の気鬱さか、言葉が重い

◆そう言えば、と振り返る。阪神・淡路大震災は1月に起きた。大寒のころだから被災地は凍えた。しかし季節は確実に春へ向かっていく。やがて暖かくなる。そのことが心の突っかい棒になったと、今にして思う

◆今日は二十四節気の小雪。暦道りの冷え込みで、兵庫内では一昨日、氷ノ山が雪をまとった。あの男性が元気に過ごしていますように。曇り始めた窓ガラスを拭きながら、北の被災地を思う。

被災地の方々に思いをよせています。私も春を心待ちにしています。どうぞお元気で暖かくなる日が早く訪れますように。

全9ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

[ 次のページ ]


.
mai**o14200*
mai**o14200*
女性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事