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1月を掛けてゆっくりと少年 Hを読んだ。児童書で分かりやすい文章に子供に見せる平和への関心を持ってくれるのではないかと、期待しながら読み耽った。
上・下と2巻だ。作者は妹尾河童氏でグラフィック・デザインなーで舞台美術家でもある。少年Hは自伝的小説で私、自身の国民学校時代を細かく教えてくれた部分も沢山あり、大変勉強にもなったと喜んでいる。 少年の名は〖肇〗セーターにの胸のイニシャルには「H」を編みこんだセーターからHの名前がついたようだ。「H、SENO」のイニシャル・・この時代には何とお洒落なと思いで読んでいく。母はクリスチャンだ。神戸の町での戦争時代から現在の時代になるまでのストーリーに、そうだったんだ!!と頷く。関西弁が苦手な私だったのだが柔らかな言葉には優しさが感じられる。
真珠湾攻撃から始まり、「大本営発表」では戦争に勝てると国民には新聞ラジオで堂々という時代! バケツリレーでの消化訓練思わず昔を思い出した。疎開での出来事、B29が新型爆弾を広島・長崎に落とした事。「死してもなお敵に屈伏せざる意志をもて」の戦訓!天皇陛下御自ら、のポッタム宣言に至りまでの様子が書かれていてあの、爆弾の雨の中を逃げ惑った日を思い出した。昭和20年8月15日の敗戦を迎えた後にHが何を見、何を思ったのか私自身も振り返る良い機会を得たと思っている。 |
読書・新聞から
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ジョン・ボイン 作)(千葉 茂樹訳)【縞模様のパジャマの少年】岩波書店の本だ。以前「ホロコーストのフランス」を読んだ為か題名に興味をそそられた。 軍人の息子ブルーノ少年の物語である。巨大なフェンス越しに、縞模様のパジャマを着た少年との出会いと友情そして別れの物語である。【僕の友達は君だょ・・・と少年の友情が育ち始める。】 おぞましい戦争の物語と、其の終末は胸を痛くした。少年、少女向きだが是非読んで頂きたい本でもある。日本でも野蛮な行為が行われたと聴く。戦争はは宗教問題に拘らず断じて許してはならない事と此の本は叫んでいるように思えた。
大人向きでもありますが、お子さんにも是非勧めて上げて下さい。平和の中では感じ取れない痛ましさはキット平和である事を祈る心に変わり始めるかも知れません。 |



