むうさんのランニング天国

別府大分マラソン出場を目指す「なまはげ伝導士」のひとりごと

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敷かれなかったレール

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美深・仁宇布の「ファームイン・トント」の夜は、食べ、飲み過ぎたけど、
午後9時から朝7時まで10時間、ぐっすり眠りました。
朝食は愛らしい牧場の緑に囲まれ、羊乳と羊ソーセージ。

初めての羊乳。癖は思ったほどになく、ただ栄養素がいずれも牛乳の1.7〜2.0倍だとか。
搾乳が手作業ゆえ、コストの壁は高いけれど、
なんとか市場に送り出そうというオーナーの心意気を感じました。

朝食後、牧舎で羊の搾乳のお手伝いをさせて頂きました。足を引っ張っただけですが。

それにしても、わたしのように都会の喧騒から逃れてくる人たちをゲストとして招きながら、
農園のオーナーは、合理化や販路拡大など現実の問題から逃れられるわけではありません。
つまり、牧場のなかにあっても、常に都会の消費者のニーズと無縁ではない。シビアな世界です。

ところで、かつて美深と仁宇布を結んだ国鉄美幸線は全国ワースト1の営業係数だった路線です。
1974年度の営業係数は3859。つまり100円の営業収入を上げるのに、3859円の費用を要したとか。

もともと美深と北見枝幸間57.5キロを結ぶ計画だったので「美幸線」との名がつきましたが、
昭和60(1985)年9月の廃止時、仁宇布から先、北見枝幸までの工事のかなりの部分は完成し、
あとは砂利が敷き詰められ、枕木とレールを敷くばかりだったとか。

松山農場の敷地には一度も列車が走ることがなかった路線の跡が残っていました。
難工事の箇所もあったといい、犠牲者もあったでしょう。それでも列車は走ることがなかった。
ちぐはぐな日本の交通政策と戦後史の一端をここに見たような気がしました。

話がわき道に逸れましたが、「ファーム・イン・トント」(1泊2食6400円)、お勧めです。
この値段で、宿の雰囲気も食事も部屋も、オーナー夫妻の人柄もすべて一流でした。

オーナーに見送られて宿をたち、仁宇布からいったん美深まで出て、音威子府、小頓別を経て、
オホーツク海沿い、毛がにの水揚げ高日本一の北見枝幸まで。この日のメーンの目的だった、
美深の「トロッコ王国」、音威子府(おといねっぷ)そばについては後ほど触れさせて頂きます。

枝幸では高台にある町営の温泉ホテルで毛がに、海の幸たっぷりの夕食でした。

夕食前に妻と、北見枝幸の市街地を周回してウスタイベ岬までの道を1時間12分かけて13.0キロ。
今月累計403.3キロ。8月の課題だった400キロはなんとかクリア。体重はかなり増えて70.4キロ。

2007-09-02 22:19 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)

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