毎日ヶ春新聞

東京も梅雨に入って、雨多し。布団干したい。全然干せてない。せめて週末はからりと晴れてほしい今日この頃。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_0?1182165726 ▲南八甲田、蔦温泉に到着〜。

 2005年7月17日、蔦温泉。

 蟹田から青森へ戻ってきてお昼。お昼は僕の帰省時の定番、ラーメン屋「味の札幌」の味噌カレーバターラーメン。ウマイ。暑い夏に食べるとまたひときわウマイ。おかわりしたい。

 おなかもいっぱいになったところで、今度は趣向を変えてバスの旅です。青森駅前発14:20のJRバス「みずうみ10号」十和田湖行きで出発です。

 十和田湖へのアプローチは、盛岡から、花輪線鹿角花輪・十和田南から、八戸から、青森からといろいろなルートがありますが、青森から八甲田を越えていくルートはかつては「十和田北線」、今は「八甲田・十和田ゴールドライン」と呼ばれ、冬は雪で閉ざされてしまうルートです。青森駅前を出ると、青森市民の手軽なスキー場である雲谷スキー場から山へ分け入り、萱野高原を経て八甲田ロープウエイ、城ヶ倉温泉、酸ヶ湯温泉、猿倉温泉、谷地温泉、蔦温泉と数々の温泉地に立ち寄り、奥入瀬渓流散策の拠点・焼山や石ヶ戸から奥入瀬沿いに十和田湖へ至る、全線で所要約3時間のバス路線です。

 どの温泉にも降りてみたいところですが、地元の知り合いから「蔦の湯はいいよ〜」と常々聞かされていたので、今回は初めて蔦温泉へ行ってみることにしました。

 蔦温泉は、八甲田を越えて南側へ下りまもなく奥入瀬も近いというあたりにある一軒宿。12世紀にはすでに湯治小屋があったと伝えられる歴史があり、その一軒宿は、1909年(明治42年)に共同管理の湯治場から旅館へと形態を変えて今に至っています。現在の宿は、本館、別館、西館の三棟から成り、本館は1918年(大正7年)築、別館は1960年、西館は1988年の築です。大正7年の本館に泊まりたいところですが、今回割り当てられたのは別館の一室でした。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_1?1182165726 玄関のある本館正面。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_2?1182165726 黒光りする板張りの玄関。

 別館へは本館から約60段の階段を上っていかねばなりません。これはなかなかしびれます。特に夏の暑い風呂上がりにこの階段を上ると再び汗が噴き出ます。別館もそれなりに古くて味があるのですが、この階段をクリアしなければ行けないというのはちょっと万人向けではありません。翌朝、宿の人(男性)が、別館各部屋の冷蔵庫へ補充するため瓶ビールを満載した竹籠をかついでこの階段を上っていたのを見かけて驚きました。これはたいへんな作業です。毎日こんな重い物をかついで上っているなんて、別館の運営は宿の人にとっても苦労が多そうです。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_4?1182165726 本館から別館へ心臓破りの階段。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_3?1182165726 階段の途中から別館をのぞく。

 蔦温泉旅館には二つのお風呂があります。一つは「久安の湯」、もう一つは「泉響の湯」。どちらも厚く大きなブナの板で浴槽をこしらえてあります。ここの温泉の特徴は、浴槽の真下に源泉があるということです。浴槽の底のブナの板の隙間から、ぼこり、ぼこりと温泉がわき上がってきます。誰も入っていなくて波のたっていない湯の水面をじっと眺めていると、あっちでぼこり、こっちでぼこりとお湯が底からわき上がってくるのがわかります。そして、わき上がってくるお湯は無色無臭ですがとてもよいお湯です。わき出したばかりの「生の湯」はこなれていないため、最初は熱く感じたり肌が刺激されるように感じたりすることがあるそうですが、繰り返し入っているとしだいに湯がなじみ、よいお湯であることがわかってきます。蔦温泉のお湯、大好きです。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d4/c0/mainichigaharu/folder/1197393/img_1197393_9806711_6?1182166425 ▲夕食のお膳。

 夕食のお膳には、八甲田で採れる山菜や鮎、鴨鍋がならびます。むつ湾のホタテ、県南特産の菊の花などもあり、決して豪華ではないけれどシンプルでおいしい食事が楽しめます。

 夏の暑さはここ蔦温泉でも珍しく夜になってもなかなか退きません。食後に外に出てみましたが、確かに山奥のひんやりした感じはこの日の夜にはあまりありませんでした。
 宿から少し歩くと、十和田湖や八甲田方面とつながる国道103号線に出ます。街灯もなく真っ暗で、時折走ってくる車がヘッドライトの明かりを投げかけるだけです。

 このあたりに、ホタルがいるのです。

 僕も前にホタルを見たのはいつだったろうかと悩むほど長い間、ホタルを見たことがありません。たぶん小さい子どもの頃に見たことがあるきりだと思います。いるといいな、見られるといいなと願いながらうちわで道路脇の藪をかき分けたりして探していると、あっ、いましたいました!しかも一匹だけではなく、何匹も、ほのかな明かりを明滅させながら、ゆっくりとゆっくりと(秒速50僂覆里世修Δ任垢諭鉾瑤鵑任い泙后青森でホタルを見ることができるなんて、感動です。飛んできたホタルをうちわに載せてみたり、文字通り童心に帰って長い間ホタルと戯れてしまいました。

 夜更けにもう一度泉響の湯に浸かりました。他に誰もいなかったので、ぼこりぼこりとわいてくるお湯と、高さ12mの吹き抜けの天井に響く湯の流れる音を独占できました。なんと気持ちのいいお湯なのでしょう。今日一日の旅の疲れをここですべて流して、床につくことにしようと思います。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

毎日ヶ春さん、本当に良い旅をなさいますね、木造作りニスの香り漂う旅館でゆっくりと温泉に浸かって、美味しい料理に舌鼓をうつて、夜はホタルを眺めながら童心に帰る・・・、ある意味これ以上の贅沢は無いですね。 時計 も テレビ も いらない一時、とても良いですね〜〜あこがれてしまいます。

2007/6/19(火) 午後 8:25 [ MASA ] 返信する

顔アイコン

masaさん>はい、部屋は古く、廊下もぎしぎしで、本館と別館は共同トイレに共同洗面所なんですが、それで困ることは一つもありません。ほとんど時計も見ないし、テレビは一切見ません。ただのんびりと過ごすだけです。そうできることが本当の贅沢なのかなって思ったりします。そうだとすれば、その贅沢はそれほど遠いところにあるわけではありません。masaさんもぜひぜひどうぞ!

2007/6/20(水) 午前 0:16 mainichigaharu 返信する

顔アイコン

いい旅館ですね。こういう所はテレビでは良く見ます、いい旅○気分とかで。
でも、こういう所に泊まった事は無いです。いつも夜行か駅ネ、奮発してユースホステルやスーパーホテルですから。一度泊まってみたいです。
4枚目の写真の階段はいい雰囲気ですね。こういう所は雰囲気を楽しみながらゆっくりと登ってみたいです。

2007/6/22(金) 午後 9:37 [ - ] 返信する

顔アイコン

おびとけさん>夜行や駅寝もそれはそれで楽しいものですよね。夜行や駅寝、格安ホテルもやりつつ、たまには旅館にも泊まりつつ、いろいろ取り混ぜて楽しみたいです。しかしながら、蔦温泉旅館のこの階段は、夏はやめといたほうがいいです。せっかくの風呂上がりにまた汗びっしょりになりますから!(^_^ゞ 去年11月には本館を指定して泊まりましたが、他の客は誰もいませんでした。何組かいた他の客はみんなバストイレ付きの西館でした。旅行社で手配すると西館になってしまうようです。おびとけさんはぜひ電話で直接予約をとって、本館か別館を楽しみにいらしてくださいね〜ヽ(^。^)丿

2007/6/23(土) 午前 0:34 mainichigaharu 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事