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上海や江蘇省・南京などで労働節休暇(1〜7日)期間中に反日デモが行われるとの情報がインターネットなどで流れ、当地の邦人社会は再び不安を募らせている。上海市当局はデモで暴徒化した中国人を逮捕するなどすでに先週末は中国国内で大規模なデモは確認されていないものの、タクシーでの乗車拒否といった嫌がらせも報告されるなど邦人の緊張感は依然解けていない状態だ。2万社以上の日系企業が進出している中国で、邦人社会は「反日」という大きな課題と向き合っている。 上海の日本総領事館によると、同市ではメーデーの5月1日と、五・四運動を記念する4日の両日にデモを呼びかける情報がインターネット上に流れており、集合場所は人民広場と外灘、中山公園とされている。江蘇省・南京では、1日午前9時に華海広場から南京大虐殺記念館までを行進するデモがあるとの情報が携帯電話のメールを通し広がっている。浙江省・温州でも、4日に温州世紀広場に集合するデモがあるとされている。 重慶の日本総領事館は、重慶でも4日に上清寺で抗議活動を行うという情報をインターネット上で確認しているという。 ■「どこでも起きる可能性」〜外交筋 こういった中、全国の邦人社会の緊張感は日増しに高まっている。広州や北京では28日夕までに、デモの情報は確認されていない。しかし、日本人がタクシーで乗車拒否されたり、中国人に取り囲まれたりするなど、各地で反日感情をうかがわせるトラブルが散発。「日本人であること」で被害に遭うケースもあるようだ。 外交筋は「情報が出ていない都市でも、デモがないとは言いきれない」と話し、今後数日間で、携帯メールなどを使って急速にデモ実施の機運が高まる可能性を指摘している。 特に、前回に続き今回もデモ情報が流れる上海では、警戒感が際立っている。総領事館に近く、日系企業が多数入居する上海国際貿易センターは、メーデー連休中の警備を強化するほか、入居企業に注意を促す文書の配付など対策を講じている。入居企業の間でも、道路から見える日本語の看板を隠すなど自衛策を講じている社が少なくないという。 ■一般開放中止へ〜日本人学校 2,100人以上の児童・生徒を抱える上海日本人学校は、連休中のスポーツ施設などの一般開放を中止する。関係者は「前回のデモでは被害はなかったが、安心はできない」と動向を注視していく方針だ。 大規模なデモが再発すれば、日系の対中投資や国際社会でのイメージに影響が出かねないため、中国当局もデモ抑止に本腰のようだ。上海市公安局は、デモ関与者43人を相次いで検挙したほか、ホームページ上で襲撃現場の写真を公開し参加者に自首を呼びかけており、5月を前に“デモ分子”を一掃したいようだ。 ■「日系企業守る」〜市当局 上海市の焦揚・報道官は27日の定例会見で「日本企業などの安全を守るため、厳しい措置を講じている」と述べ、治安維持への強い決意を強調した。日系社会からの信頼回復をはかりたい狙いをアピールしたといえる。日系企業が集中する上海は、これまで対日感情が比較的良いとされてきたが、16日のデモでは北京や広州を上回る被害が出た上、今もまだデモ勃発の危険性をはらんだままだ。 外交筋は一連の反日運動を「日本を連想させるターゲットの多い土地に向け流れている」と指摘しており、日本と最も関係が深いといえる上海が格好の標的になったとみている。 1カ月以上にわたって続く一連の反日活動が食い止められるかどうか。事態は予断を許さない状態が続いている。
(NNA) - 4月29日10時32分更新 |
ニュース
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兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、激突したマンションの手前約60メートルにある左側電柱の高さ約2.5メートル付近に列車が衝突した跡が残っていたことが分かった。29日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が発表した。脱線した列車は右カーブで右車輪が浮き、45度前後左側に傾いて電柱に衝突、車両はさらに傾き、横倒し状態でマンションに突っ込んだとみられる。車両の異常な動きを示す物証で、事故調はなぜこれほどまでの傾きとなったかさらに解明を進める。 |
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日本たばこ産業(JT)が持つたばこの「マールボロ」の国内における生産・販売ライセンスが30日終了、5月からフィリップ・モリス・ジャパン(東京、PM)による米国からの輸入品に、32年ぶりに切り替わる。
マールボロはPMが保有し、米国を代表するブランド。1973年からJTがPMの品質基準に従って国産と外国産の葉タバコをブレンドし、日本国内で生産・販売してきた。今回の契約終了により、国際的にライバルの両社が日本では協力し合った「ねじれ」の関係に終止符を打つ。 日本でのマールボロは、米国などで販売されている商品とフィルターの仕様が異なっており日本向けに味わいがアレンジされていた。今後は米国で生産されたものをPMが輸入・販売するが「味わいは今までと基本的に変えない方針」という。 (共同通信) - 4月29日15時58分更新 |
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昨年6月に神奈川・横須賀市の自宅マンションから転落し重傷を負った俳優、窪塚洋介(25)の主演映画「同じ月を見ている」(深作健太監督、11月公開)の製作発表が28日、都内で行われた。事故以来11カ月ぶりに公の場に登場した窪塚は、黒のスーツにネクタイときっちりした姿。“窪塚節”と呼ばれる独特の語り口調も封印し謙虚そのもの。劇中で挑むアクションシーンについても「捨て身でやるのみ」となみなみならぬ決意で本格復帰を誓った 奇跡の生還を遂げた窪塚が“仕事現場”に元気に帰ってきた。 〔写真:スーツにネクタイ姿で深々と一礼する窪塚洋介。生まれ変わった窪塚の“捨て身”の演技に注目だ〕 オールバック風にパーマをかけた髪をカチューシャで止めた姿で登場した窪塚。その顔つきは昨年11月に友情出演した映画「鳶がクルリと」(薗田賢次監督)の時よりややほっそり印象だが、しっかりした足取りでステージに登壇。緊張のせいか表情は終始硬いが、背筋を伸ばし、まっすぐ前を見据える姿には、やる気がみなぎっていた。 窪塚は深々と一礼すると、「すったもんだがありまして、2年ぶりに主演での復帰になります。深作監督をはじめ、このメンバーで復活できることがうれしい。言葉では追いつかないので、その思いを映画で。応援よろしくお願いします」と、自分らしく喜びと感謝の気持ちを表現するなどいたって謙虚そのもの。 窪塚といえば、イマドキの若者が話すような語尾を伸ばしたり、上げたりする独特の語り口に特徴があった。だが、この日は最初から最後まではきはきと話すなど、その変貌ぶりに、テレビカメラ20台を含む400人以上の報道陣からは驚きの声も。 事故に関連して、「役者として生まれ変わったかと思うか」などと厳しい質問も出たが、「生まれ変わったというほど新品ではないが、大切なものが何か分かった。役者の仕事、家族、友達もそう…。相当遠回りして気が付いた」と言葉を噛み締めながら話し、自分だけで生きているのではないことを痛感した様子だった。 また、劇中では吹き替えを使わないでのアクションシーンも予定。「捨て身でやるのみです。走ったりするのは子供の方が速いですけど、どんどん(体調は)戻ってきてるので、当たって砕けろで頑張ります」と演じられる喜びを爆発させた。 一方、メガホンをとる深作監督は「自分に恋愛映画はどうかと思ったが、いい目をした役者ぞろい。このメンバーなら真っすぐな恋愛映画ができる」と自信をみせた。29日に都内でクランクインする。
(サンケイスポーツ) - 4月29日8時3分更新 |
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25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口―尼崎駅間の第1新横枕踏切の手前で、宝塚発同志社前行き快速電車の車両7両のうち4両が脱線、1〜4両目が線路脇にはみ出し、1、2両目はマンションに激突、大破した。 電車には乗客約580人が乗っており、兵庫県警によると、計37人の死亡が確認された。負傷者は約220人に上っているとみられる。 午後1時現在、車両内にはなお6人が閉じ込められており、うち1人は意識不明。高見隆二郎運転士(23)は重体の模様。兵庫県警は突発重大事案対策本部を設置、事故原因を調べている。 国土交通省は同日、近畿運輸局に対策本部を設置。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会も現場に調査官を派遣した。 尼崎市消防局から多数の救急車が出動、大阪市や神戸市もレスキュー隊や救助工作車を派遣した。負傷者は関西労災病院(尼崎市)などに運ばれた。 快速電車は脱線後、線路脇の乗用車にも衝突。さらに線路東側のマンション「エフュージョン尼崎」(9階建て)1階に激突した。後続車両も前の車両を押しつぶすような形で次々に脱線した。前の車両は客車部分と車輪部分が分離し、客車部分は車体がL字形に折れ曲がった。 現場は、右急カーブする地点。JR西日本によると現場の制限速度は時速70キロに設定され、それ以上は「危険域」とされているが、実際の通過速度は不明。脱線時に車と衝突した形跡はなく、単独事故と見られる。 快速電車の最高速度は120キロで、乗客の証言などから、電車が制限速度を超過していた可能性も浮上している。同社によると、現場付近の線路に、白い粉のようなものがあり、置き石などがなかったか調べる。 尼崎東署は、電車の松下正俊車掌(42)から事情を聞いている。電車は現場手前の伊丹駅で約8メートルオーバーランし、バックして停車、1分半遅れで運行していた。松下車掌は「いつもより速度が出ている感じがした。遅れを取り戻そうとしたのではないか」と話していたという。高見運転士は経験11か月という。同運転士は昨年6月にもオーバーランを起こしている。 ◆車両大破、救助難航◆ 事故現場の約50メートル北の線路脇にある自動車整備会社の女性事務員、田中尚美さん(48)は、会社2階の窓から脱線の一部始終を目撃した。 田中さんによると、普通に走っていた電車が突然、「キキーッ」というブレーキがかかる摩擦音をあげ、その直後、1両目が傾きながら脱線した。車両はザザーッという音とともに砂を巻き上げて、「ドオーン」という大音響を立ててマンションに衝突したという。脱線から衝突までの時間は10秒足らずだった。 現場には電車のシートや乗客のカバンなどが散乱。線路脇には救助用のブルーシートが一面に敷かれ、救助隊員らが負傷者の治療に当たった。現場の南約20メートルには尼崎市消防局のテントが設営され、血まみれの乗客が毛布にくるまれて、担架で次々と運びこまれた。 ブルーシートの上に寝かされた乗客らは、血が止まらずズボンや服が真っ赤に染まっていた。顔にガラスやプラスチックの破片が刺さっている人もいた。 4両目の一番前のドア付近にいた兵庫県川西市萩原2の主婦吉田美知子さん(64)は、倒れた衝撃で車両前方に数メートル飛ばされて背中を打ち、大勢の乗客の下敷きになり、尼崎市の県立塚口病院に運ばれた。「息ができないほど苦しかった。3両目の車両がなくなっており、外が見えていた。放り出されていたら大変なことになっていた」と体を震わせた。「伊丹駅でオーバーランした後、猛スピードで走っていたので、怖いなと思っていた」と話した。 ◆信楽事故に匹敵する惨事◆ 今回の事故について国交省は、重大度に応じて5段階に定めている鉄道事故レベルのうち、2番目に高い「レベル4」に該当するとしている。滋賀県信楽町の信楽高原鉄道(SKR)線で1991年5月、SKRとJR西日本の列車が正面衝突し、42人が死亡した「信楽鉄道事故」に匹敵する大事故と位置づけている。 JR西日本の垣内剛社長は午前11時15分から、大阪市北区の本社で記者会見。「被害に遭われたお客さんのことを考えると、鉄道事業者として申し訳ない」と陳謝した。
(読売新聞) - 4月25日14時19分更新 「ブログランキングサイトBLOG」 |



