majyoakiのおさんぽ日記

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高等師範体験記

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一級試験 ケータイ投稿記事

先日、高等師範科の一級試験がありました。
私はその日はお稽古はなかったのですが用があったのでお昼頃にお教室に立ち寄りました。

やはり一級以上の試験ある日は教室の緊張感が違います。

今回は三人が受験。
ご自分の着方は小紋。お相手の着付けは留め袖。
試験の詳細は「高等師範科体験記」のカテで。

午前10時のお稽古開始から追試含め終了したのが午後2時。
受験したMちゃん曰く。
「三回着て二回着付でへろへろですう」

試験は研究科の試験の数倍厳しくて中々一度で合格する方はいません。
この日までは試験対策の予備講座を含め普段のお稽古カリキュラムに追加して練習します。
長襦袢から15分で着る。
これを体で覚える為の試験なんです。
本人はもちろんですが指導される先生はもっと大変。
居残りで練習したり
正規の授業時間以外でも希望する生徒さんに付き合ったり。

試験当日は当番の先生方が会場の準備や試験官・面接官を担当されます。
準備に抜かりがあってはいけないので先生方も普段のお稽古の合間をぬって準備をされます。

この日も試験官を務めた先生はお昼ごはん抜きでした。
それでも生徒さんの為に厳しくご指導戴きます。

きものの着方を教えるだけでなく
先生方のこういう影の努力があってきもの学院は成り立っているんですよね。

受験する全ての人が講師を目指すわけじゃなくても
先生方は常に真剣に取り組んでらっしゃいます。

今回は全員合格。
おめでとうございます。

次は筆記と面接。
頑張って下さいね。

イメージ 1

おさらいです。
高等師範科3日目の科目は「和服構成」
着物は一反の布から無駄無く裁断されます。
袖四枚・身頃四枚・衽と衿で二枚。(衽と衿は二つに裁断します)
従って一枚の着物を解いて裁ち目を繋ぎ合わせると元の一枚の布に戻ります。

と文字で書くと難しくなりますが。

実際に
不織布を使って裁ちと縫いをやってみます。

本格的に和裁を習うわけじゃなくても着物がどうやって出来ているかを勉強する。

今振り返ると良く考えられているカリキュラム。

習ってる時はきちんと理解出来てなかった。
お裁縫なんてボタンつけもろくにやらない生活でしたから。
「和裁の仕事するわけじゃないのに…」なんて思ってました。

復習ってどんな勉強でも大事ですねぇ。

以前NHKの「和の極意」で裁断した袖や身頃をマジックテープで止めてきものにして後でテープをはがして一枚の布に戻すと言う方法をやってました。
こっちのほうがビジュアル的には分かりやすいかも。

そのうち古い反物で作ってみようかな?

虫食いウールの活用法に良いかも?

着方のおさらい

卒業してから師範コースに入学するまでのつなぎにおさらいのお稽古を受けてきました。
4月の最後の授業以来二ヶ月ぶりのお稽古。
裾線・衿・おはしょりなど先生の厳しいチェックと細かいご指導。
 
お教室につくとまたも教室きもの展示会でした。
今回は西陣お召し。
お召しの説明や糸の縒り方など詳しくご説明頂きました。
お召しとはお召し縮緬のことで
糸を染めてから織る先染めの織物です。
西陣お召し(京都)・塩沢お召し(新潟 本塩沢)・白鷹お召し(山形)が代表的なものです。
 
教室に着くなりDさんが暗い顔で「お待ちしてました・・」
え?何?
「私また買っちゃった」
 
奥様。この前も其の前もそのまた前も、ですよ!
「だって物凄くステキな帯だったのよ」
お買い上げの逸品を見せて頂きましたが。
はいそれはもうお美しく上品な奥様にぴったりのステキな帯でした。
しかも奥様がお好きな白地にラベンダー。
実は昨夜、見初められたそうですが。
懸命な奥様は「でも私たくさん持っていますの」とお答えになったそうでございます。
って突然執事のお芝居風語り。
するとオバキューな営業担当E氏が
「明日もお稽古でいらっしゃいますよね。一晩良くお考え下さいませ」
「いえいえ。明日までお待ちいただいてもお答えは一緒ですわ」
「そんなことはございません。私が夢枕に立たせていただきまーす」
 
あーEさん夢に出てきたらやだなー。
「電卓もってあの顔で『買ってくださーい』ってでるのよ。怖いでしょ。先生もさ、次から次へと薦めてくれてさ、もうお金ないわよ」
すると先生が涼しい顔で。
「なーに言ってるの。自分で『これステキ』って見つけたんでしょ」
あぁいつもパターンですね。
そうです。私達は自分で気に入らないものを人に薦められてもきっぱり断わります。
というより進められる前に自分に似合った自分の好きなものを見つけちゃうんですね。
だから思い切るのが大変なんです。
「だって、凄いステキでしょ?」
はい仰せの通りです。
その後もわざわざ京都から職人さんがいらして誰も買わないんじゃ申し訳ないじゃないとか。
今回初めておいでいただく工房なのでとか。
西陣って名前がつくとやっぱり高いのよねとか。
色々おっしゃってましたが。
もう自分で自分をなぐさめているようにしか聞こえません。
私は冷静に一言。
「まぁ支払うには働かなくちゃ、ですよ」
 
 
 
お稽古で実演見れたり次々着装できるのは素晴らしいですが
おキモノ大好き人間にはこの恵まれすぎた環境が毒になることもあります。
 
 
ちなみに京都の「西陣お召し」には組合の認定証がついているんだそうです。
ガーン!
私がおよそで「西陣お召し」と言われて買ったのにはそんなものついてないぞ!!!!!
デザインが気に入って買ったし
安かったし(比較論です)
初めから西陣お召しが欲しかったわけではないから。
確かに比べると手触りが全然違いますものね。
なんか安っぽいって言うかお値段なりだったのよ。
でもやはりこうやって本家本元のお話伺うとショック。
ぜーーったい先生には内緒。
 
 
講師になったら1年中通しで着物が必要だから一つ一つそろえないとね。
先生から「あなたまだ夏の着物ないけど大丈夫?」
「はい!支払い能力に問題ありですのでしばらく講師になれません」
以前、他の生徒さんが「講師になったら学院で着物買わなくちゃいけないなんておかしい!」
ってごねてましたが
それはどこでもそうですよ。
そんなこと着物に限らないでしょ。
講師になってから「夏の着物持ってないのでお稽古受け持てません」なんていったら採用してももらえないですよね。
生徒さんに学院でおきものお薦めするのに講師がよその着物着てたんじゃ話にならないし。
何よりおいでいただく作家さんにも失礼ですよね。
その辺りは最低限のビジネスマナーです。
まぁゆっくりじっくり見て行きましょう。
 
そろそろ単衣に夏帯と絽の半衿、帯締めも夏物になりますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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着付け試験1級合格の認定証授与式と祝賀パーティが恵比寿のウエスティンホテルで行われました。
恵比寿ガーデンプレイスには恒例のシャンデリアが飾られていてクリスマスムードも満点。
研究科の修了式の飯田橋のエドモンドホテルに続いて料理が美味しいホテルで嬉しい。
修了式はもちろん着物着用。
大島紬の訪問着と白の織りの袋帯で出かけました。
普段着物は慣れているからへっちゃらですが訪問着は苦手。
師範専修科にもなってこれではいけないと思いながら前夜から準備。
着物・長襦袢・コートを着物ハンガーにかける。
小物類をふろしきに広げてセット。
カメラやお財布・定期をバッグに入れて準備。
草履を出しておく。

朝、早めに起きてしっかり朝ごはんを食べて着付開始。
大島紬の訪問着は順調に5分以内で着れます。
六通の袋帯は美浜姿を最近使ってないので普通の帯枕を使いました。
昨日、アロママッサージに行って万全と思っていたけどやはり後ろに腕を回すとイタイ。
たれの長さやお太鼓の大きさなどなかなか気に入らず5回ほどやり直してタイムアウト。
まー、コート着るし会場に着いたら誰かに引っ張ってもらおう。

会場には1級と師範、プロスペ・組紐の生徒さんが集合。
1級だけでも70名。師範で70名と全体で200名弱の生徒さんが集合。
吉祥寺校は全部で9名ですが渋谷校や銀座校は凄い人数でした。
後ろからよーく見てると人の着付のあらが見える。
お太鼓、曲がってるなーとか、背中心ずれている。おはしょりが綺麗じゃない。
自分も見られているので同じですが。
普段お出かけするときにはこんなにじろじろ人の着付を見ることはないですがやはり人の振り見て我が振り直せです。もっと練習しなくちゃ。

授与式の後、写真撮影と洋食のフルコース。
ウエスティンは食事には定評通り、とても美味しかったです。
お食事が終わる頃、ピアノとソプラノ歌手の方のオペラナンバーの披露がありました。
着物を着て聴く「宵待ち草」やオペラ蝶々夫人の「ある晴れた日に」もちょっと豪華な気分に浸れます。

同じ吉祥寺校の皆さんとも今後の進路についてどうするのかお話しました。
私は今、師範専修科ですが師範試験を受けて認定を受けると長沼静の助教授いわゆる「看板」がもらえます。
試験は実技と筆記と面接。
今後は着付のプロになるにはプロスペシャリストの1年コース。
長沼の助教授になるには半年の師範コース。
着物は大好きだし、長沼静着物学院も吉祥寺校も楽しい。
先生もクラスメートも良い人なので皆には会いたい。

ですが、着物教師で生計を立てられるほど甘くはないし
会社員であれば両立はできません。

どうしたものかな。。
勉強すればするほど楽しくなる。
でもお金もかかるし。
そんなお金があるなら着物も欲しいし。。

授業料や認定料は確かに安くはありません。
ただ私は他の習い事のように「お中元」「お歳暮」「お礼」などの表に出ないお金は一切かからないところは公正だと思います。
また他の習い事なら「発表会」や「先生の発表会」「お友達の発表会」とお付き合いの値段が馬鹿にならない・・
これが出来ないようなら「お稽古」は出来ません。
とりあえずかじってみる「習い事」にしかならない。
意外とその辺のこと知らないで首を突っ込んで慌てて逃げ出す人って多いんですよ
残念だけどそれでは授業料を無駄にしてしまうようなことにならないかな。。

着付を始めてこんなにキモノ好きなんだってことに気がつきました。
そしていろんな世界の人にお会いして人生に幅が出来ました。
写真をやっているときもそれは感じたけど、一層深く広くなった気がしています。
テレビのコマーシャルじゃないけど「お金では買えないもの」を得た気がするのです。

服装史の合同授業

楽しみにしていた服装史の合同授業。
でも前日まで仕事が忙しく精神的にも体力的にも疲労がたまり、体調が悪かったのです。
「やっと休みだぁー」って思って寝てしまい土曜日の朝、出かけることをすっかり忘れてしまいました。
朝、起きてごはんを食べてから気がつき猛ダッシュで出かける羽目に・・
間に合ってよかった。。

場所は渋谷のこどもの城。JR渋谷駅から10分程度歩きます。
一級の試験会場でもあり何度か行ったことがあるのですが渋谷からは登り坂で辛いです。
本来、着物着用の聴講ですが午後も吉祥寺で師範試験の予備講座なので洋服で行きました。
かなり浮きましたけど・・

さて、講師は三月まで文化女子大学の講師で博物館の学芸員でもあった佐藤泰子先生の講義。
服装の歴史についての研究はもちろん、たくさんの実物を見て触れて来た先生の講義。
どんなお話がきけるのか楽しみです。
終わってみての感想は「非常に消化不良でもったいない」です。
そもそも日本の歴史(紀元前1万年前から現代までの)を2時間で話すのなんて絶対無理。
最初の序章 日本という国の特色と歴史の必然性によって服装は変化し続けるという。部分で20分。しかも先生ははわざわざ貴重なスライドを160枚もお持ちいただいたのでそれをみるだけで1時間。正味40分しかない。もっともっと突っ込んだ話がお聞きしたかったです。
先生が絞ったポイントの中で面白かったものを紹介します。
古墳時代 人物埴輪に見る服飾。 この頃の服装は左前。
     起源は地中海沿岸部のスキート族に始まる。騎馬民族の衣服。
     古墳に埋葬される上層者の衣装は二部式。
     男子は衣袴(きぬばかま)・女子は衣裳(きぬも)
     衣服は体にぴったりとフィットしていて袖口も裾も狭い。
     庶民は男女とも貫頭衣。
     埴輪の衣装にまで気をつけてみたことがなかったので、今度博物館で良く見てみます。
     ●「高松塚古墳女官図」
     今まで模写は何度も見たことがありますが、この頃になると大分ゆったりしてきてい      て袖口も少しづつ広がっています。
飛鳥・奈良時代 建国期は遣隋使・遣唐使のもたらした大陸の律令制度をもとに社会が形成され、        過去に無い秩序を表すための服飾が用いられた。
        すなわち今まで自由な服装をしていたのにこの頃より身分や儀式により
        服装が制限されるようになる。
        「朝服・礼服・制服」もこの頃制定される。
        ●薬師寺の「吉祥天女像」は礼服。
        ●正倉院宝物の「鳥毛立女屏風」は朝服。
        どっちも本物見たことあるけど袖の幅なんて注意したことないです。
        「ちっちゃー」しか印象ない。。。


他にもたくさんトピックスはあるんですが書ききれないので暴走しないようにしておきます。
また東京国立博物館に行った時にでも調査しながら書きますね。
私としては江戸時代が聞きたかったのに時間がなくて残念。

文化女子大学の博物館にも行ってみたくなりました。
クラスメートのDさんはもともと染織をやっているし、大学教授のお話を何度も聞いているような歴史の造詣も深い方ので「正倉院展とか何度も行ったことあるから知っている話ばっかでつまんない」と言ってましたが。
そこまで知識が豊富な方はそうそういないと思います。

他の学校の生徒さんの大半は全く興味ないらしく思いっきり舟こいでました。

私はもっともっと聞きたいですが
次回も有料でいいから聞かせてくれないかなー。



       
     
  

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