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みなさま、こんばんは。
ここ二晩の教訓に鑑み、きょうはコメントへのお返事も、他ブログ
訪問&コメント投稿も後回しにして(それやっててつい入り込んでし
まい時間なくなっちゃう、というパターンがのみこめてきた。大掃除
の時、昔の手紙やらノートやらに読みふけってしまいちっとも仕事
が進まない陽子姫ならではの敗北パターンがw)、
不退転の決意を以て お約束の 小楠横井平四郎の標題論策を
ここにご紹介板島酢(ン? こんなとこで遊んじゃ不謹慎かしら)。
惜しむらくは、手元にあるのは中公バックス「日本の名著」シリーズ
第三十巻 佐久間象山・横井小楠 で、これは格調高い原文でなく、
現代語訳なんですけど。
一部別書(北影雄幸『心に沁みる幕末志士のつぶやき』ワニブックス新書
幕末武士道すなわち志士のエートスを知る入門書として、
手軽に学べる好著です)
から原文を引けるものは引きました。こちらは太字にしておきます。
しかも、本当は全文転載したいけど、どうやったら手軽に出来るの
か分からず手打ちなので、やむをえず抄録とさせていただきます。
*以下は北島のコメント。
本論策は、嘉永六年(1853)七月、前月浦賀に来寇した米使ペリ
ーに続いて、露使プチャーチンが長崎に来たとき、
応接のため西下した幕臣川路聖模(すいません、ホントは最後の字
ゴンベンなんだけど漢字変換で出てこない!)のために書いたもの。
平成22年(2010)の国家要路者・言論人とは同じ民族とは思えない、
武士ならではの気概 をご堪能下さい。
私が武士道武士道と大時代なことを唱えたくなる気持ちが、
きっとおわかりいただけるはずです。
では、レッツ・ゴー!
わが国の万国に勝れ、世界にて君子国とも称せらるるは、
天地の心を体し、仁義を重んずるを以てなり。
*冒頭の一文。もう、ここから根本的に違いますでしょ。
「わが国は万国にすまない、世界にて侵略国とも称せらるるは、
天皇制の忠君愛国を重んずる軍国主義だったからなり」
ぬぁ〜んて、戦勝国へのおべんちゃら歴史認識を子弟に刷り込
んできた左翼教育の国とは。
このくらい気位が高かったから、武力でも近代文明力でも圧倒
的だった西洋列強を、気合いで押し返すことができたんですよ。
明治四年の遣欧使節団は、西洋先進文明の数々を見学してき
て圧倒されて萎縮するどころか、「四十年で追いつける」 との
報告書をまとめ、三十年後本当にロシアに勝っちゃったでしょ。
国家独立の威厳を護ることの致命的な重要さ
です。
わが国の外夷に処するの国是たるや、
有道の国は通信を許し、無道の国は拒絶する
の二つなり。
*あたしもこれ、平成日本の満天下に訴えたいわ!
時代を超えて、これが我が日の本のポリシーよと。
この大原則を明示した上で、国交貿易を許さなければ軍艦で攻め
ると脅したアメリカの態度、わが国の規則を無視して勝手に浦賀に
乗り入れるというような非道のふるまいを責め、そのような国との
交際は固く断ると言い聞かせれば、アメリカ使節は額を地につけて
陳謝し、態度を改めるから国交貿易を許してくれと嘆願してくるに
ちがいない。
しかし、無礼を働いてから日も経たないのに、口先だけで改めるか
らといっても信用できないと、その申し入れをも拒絶し、態度が実際
に改まっていることが世界万国に明らかになるまで待て、と要求す
れば、アメリカも武力を発動する理由があるまい。
強いて兵事を起こすときは、
彼れ曲、我れ直、必死を以て戦はんに
百勝既に顕然たり。
*彼我の曲直を世界万国に向かって明らかにしてから、
こういうならず者国家に対しては敢えて戦争も辞さずと主張し
必死になって戦えば、百戦して百勝する。何の恐るる事かこれ
あらん、と。
先週の尖閣シナ人船長釈放の内情について、政府筋が
「戦争になるよりは....」 ともらしたそうですね。
8月12日エントリーでご紹介した、翌年早々アメリカのいいなり
に和親条約を結んじゃった腐れ幕閣と二重映しになるんです
けど。
神州男児はこれを見て、「くわ〜〜っ、これはもう倒幕しかないっ」
と決起して維新回天の大事業に挺身するんです。
政権交代なんてケチな話、もうよしましょうよ。今の自民や
みんなの党あたりに代わったって、大差ないですって。
それより、維新回天の大事業を起こそうっ!
ロシアの要求はまだわからないが、アメリカとは違うかもしれない。
しかし、要求が少々違っていても、こちらの原則は同じだ。
まずアメリカに対して拒絶した理由をはっきりと述べる。
アメリカに対抗して日本の後押しをしてやろうかなどと言うかもしれ
ないが、他国の力を借りるつもりはないからと断る。
ロシアは、自分の所はアメリカと違って有道信義の国であると主張
して国交を求めるだろう。そこでこれに答えて、
日本は今アメリカと対決し、向こうが軍艦で攻めてくれば血戦して
彼の罪をこらしめようとしているのだ。この時にロシアと国交を結
べば、援助を期待しているかのように見えて、世界中のわらいもの
になるにちがいない。そんなことは恥ずかしくてできないから、
今国交貿易を許すわけにはいかない。
どうしてもというのなら時期を改めて交渉してほしい、と言えば、
ロシアもさらに押してくる理屈がたたないであろう。
*もう、打ってて忸怩たるものがありますね。国防、安全保障
論議といえばもっぱら、
「いざというとき、アメリカは日本を守ってくれるだろうか」
「アメリカの抑止力の重要さがわかった」
に成り下がったまま、いつまでたってもミコシが上がらない
(9月11日のエントリー「そんな国会、そんな代議士なら、
要らない!」参照) 堕落した国に甘んじているわれらとして
は。ご先祖さまに顔向けできん。
天地の間には道理というものがある。この道理を以て説諭すれば、
夷テキ禽獣も従うのである。
*米夷・英夷とは天地公共の道理(万国公法。国際法)で通じ
合えたが、支那という夷テキ禽獣には通じないという歴史の
教訓を、いいかげんに学ぼう。
いま、外夷に接する態度についてさまざまの議論があるけれども、
それを大きく四つに分けることが出来る。
まず第一に、太平の安易から抜け出ることが出来ないで、
強そうな相手と張り合うのはやめて和議を結ぼう
というもの。これが最下等である。
第二に、鎖国の旧習にこだわってあくまで外国を拒絶し、戦争を
しようというもの。これは太平の安易さにおぼれている前者
に比べればややましであるけれども、この意見は天地自然
の道理に反しているから、戦えば必ず負けるであろう。
第三に、夷テキの無礼をとがめて戦争をしたいのだけれども、
二百五十年の太平で士気が衰えているのを心配して、
しばらく仮に屈服し、その間に士気をふるいたたし国力を
強くして改めて戦争をしようという見解がある。
これは彼我の力関係をよく見た、いかにも実情にかなっ
た案のようであるが、その実は天地の大義に反しており、
また効果があがるかどうかも疑問である。
というのは、政府が仮の方便としてでも夷テキと和議を結
んでしまえば、天下の人心はますます怠惰に向かい、
士気がふるいたつ可能性はなく、武器を整備することも
できないだろう。いくら命令しても誰も動かず、国は崩壊に
向かってしまうのである。
*耳が痛いですね−、ご同輩。
ではどうすればよいのか。
戦争は必至であるとの決意を固めて、幕府諸藩共に人材を登用
せよ。人材が配置されればたちまち政治は改まり、天下の人心も
大義に目覚めて士気が一新し、怠惰におぼれている弱兵もあっと
いうまに強兵に変わるだろう。
戦の勝敗は砲コウ(大砲)器械(武器)のみにあらず。
正義の天地に貫くと貫かざると、
人心の振るふと振るわざるとにある。
だから、必戦の覚悟を決めた上で天地の大義にしたがって外夷
使節と応接するのが最良の策なのである。
日本が少しも相手の強さを恐れず堂々と大義に従ってその要求を
拒絶すれば、夷テキの方も戦争に訴えることができず、引き下が
ってしまうだろう。
(中略)
ともかく、日本側の根本的態度は、仁義の国は受け入れ、
不信不義の国は天地神明と共にこれを威罰す、というのである。
この大義を海外の万国に示し、内には士気をふるわせ武器を整
えれば、どんな野蛮国もわが正義に服するにちがいない。
というものです。こういう堂々たる思想が、幕藩体制を終わらせ
近代国民国家日本を創業したわけです。
でも、我々が受けてきた日教組史観の教育では、
こういうふうには教わらなかったでしょう。
だから、左の馬鹿の壁に阻まれて伝承されてこなかった
祖先の真実を伝えたくて、機械音痴の身に鞭打って、四十半ばの
手習いで、パソコンとブログを始めたんです。
ブログ開店二ヶ月、来週から全日制のバソコン基礎科に通うので
毎日更新は無理でしょうけど、まあどこまでできるかがんばってみ
ます。これからもよろしくお願いいたします。
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