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こういうトイレを見ていて、ふと頭に浮かぶのは・・ 『急ぐとも 心静めて露落とせ あたり汚さぬマツタケの滴』 アラヤダ! この句?は、中山千夏の旅行エッセイ集「旅はツレアイ」の『伊勢奥津・赤字線』の章に出てくるもの。 彼女が伊勢奥津に旅して、雑貨屋を兼ねた商人宿に泊ったときに、この文句をしたためたビラがトイレに貼ってあったと相方(ツレアイ)に報告されて、おもわず見に行ってしまうのです。 21編からなる旅のエッセイ集。飾らない文章がとてもいい。好きなのは「夏油温泉」「伊勢奥津」「ひとり旅ぎらい」「厚岸」「倉敷」などの章。 学生時代にサークル内の文集編集を1年間担当したとき、いい文集タイトルが浮かばず「旅はツレアイ」を使わせてもらいました。感謝しております。 この本は現在絶版。いつも図書館で借りていたのですが、数年前古本市で見つけてすかさず買い、時々読み返しています。
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川越城



