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夫が思想犯として投獄され獄死。残された妻と子供の生活描写をとおして、戦争が引き起こす深い悲しみを滲ませた山田洋次監督作品。男はつらいよシリーズに代表される喜劇も得意とした監督は、さりげなく笑いの場面も入れ全体的に押さえた演出だけに、そんなに重い雰囲気はしない。しかしすべてを説明せず、見る者に考えさせるように仕向けているから、見終わったあとでズッシリとくるものがある。 主人公の住む家にリアル感があったが、その周辺はいかにもセットっぽいのが残念。品川駅出征シーンはもちろん大井川鉄道ロケだが、せめてもう少し山がわからないようにして! 主人公の家は大通りから路地を入ったところにあるのだが、この手のパターンって多い気がする。「3丁目の夕日(2005)」も「あうん(1988)」もそうだった。なぜだろう・・ 吉永小百合の母親像は見事。「細雪(1983)」で口数少なく控えめながらもシンのある役をこなしたあたりから、役柄の幅が広がったんじゃないだろうか。もちろん溌剌とした役が多かった若い頃の「だれの椅子?(1968)」「美しい暦(1963)」「私、違っているかしら(1966)」「光る海(1963)」などもよかった。 出色はやまちゃんを演じた浅野忠信!存在感あって圧倒された。新人時代の「青春でんでけでけでけ(1992)」でもセリフが巧かったことを思い出した(この映画の浅野は今からは想像つかない顔) 特高警察役を演じた笹野高史も巧い!おっかない! 山田洋次作品はあまり見ていないのだが「愛の讃歌(1967)」はわりと好きである。瀬戸内海の島を舞台に若い男女(倍賞千恵子・中山仁)の愛情を描いた内容で、2人を取り巻く島の人たちがみなひょうひょうとおもしろおかしくて秀逸だった。 ●母べえ(かあべえ) 監督/山田洋次 2007年 松竹作品 出演/吉永小百合・浅野忠信・壇れい・戸田恵子・倍賞千恵子・笑福亭鶴瓶・板東三津五郎 ★「母べえ」は7月13日までスカラ座で上映。
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川越スカラ座





これ古い感じの映画館ですね〜昭和の映画館って感じです^^
2008/6/30(月) 午前 5:25
なつかしいなぁ・・・
実家を出て街中のボロアパートでエアコンを買えなかったころ。
洋画のロードショウ映画館だったここに涼しさを求めて1日中いたっけなぁ。。。
2008/6/30(月) 午後 7:36
gios1948さん●まさに昭和の映画館です。高崎の「電気館」は健在なのでしょうか・・
2008/7/1(火) 午前 0:54
かずみささん●冷房がよく効いてますよねここ。上映開始直前に電気がいきなり消えるのがなんともいえません・・
2008/7/1(火) 午前 0:56
スカラ座、絶対行って見たいと思っています。この雰囲気はなかなか味わえないですよね^^
[ ひろいばと ]
2008/7/1(火) 午後 1:59
ひろばとさん●こういう映画館は20年くらい前まではあちこちにあってボロいとか汚いとか言われていたのに、シネコン時代になって淘汰されてしまうと、レトロな点から評価されて・・・不思議なものです。
2008/7/2(水) 午前 0:45