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作家の吉村昭の訃報記事が朝刊に出ていました。
通勤途中に読む本は「東京の下町」の再読に決めました。
幼い頃住んでいた、東京日暮里界隈での暮しの記憶を、鮮やかに綴った内容です。
「人はとかく過去を美化しがち。下町ブームで昔の生活がすべてよかったと思われがちだが、決してそうではないんだという部分もきちんと書いた」と、あとがきに書いてありますがが、この本の魅力はやはりこの点なのです。
読むと、やはり今がいいと思うはずです。
流行りの昭和30年代ブームも、あまり感心しません。
なお、作家津村節子は吉村昭の奥様です。戦時中に埼玉に疎開していたそうですが、たしか入間川の町だったと思います。
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