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先日の勤務代休日の午後、調べ事があって川越に隣接する日高市へ行きました。
川越駅から八王行き電車で約20分。武蔵高萩駅に初めて下車しました。昨年改築された駅舎は、採光に配慮された建物です。改札を出ると自由通路の大きなガラス窓の向こうに奥武蔵のなだらかな山々が見えます。途中の的場駅と笠幡駅の間も、北側に田園が広がってのどかです。電化されて20年が過ぎましたが、単線で交換待ちもあったりして、のんびりした風情はそんなに失われていないように思います。
JR川越線は軍事目的で作られた鉄道です。大宮・川越間のルートはすんなり決定したものの川越と八高線のどの駅とを結ぶかがもつれて、昭和12年の開通予定が15年(1940)になりました。武蔵高萩駅は開通と同時に開業した駅です。現在の入間市にあった陸軍航空士官学校の卒業式などに天皇陛下が出席されるとき、この駅が利用されました。そのためこの駅舎には貴賓室が設けられていたのです。2枚目の画像は川越線開通時に鉄道省が関係者に配布した武蔵高萩駅の写真です。
新駅舎には取り壊された旧駅舎の意匠が取り込まれています。コンコースには昔の川越線の車両写真を展示したコーナーもあります。もうひとつここで有名なのは、駅前通りの桜並木です。駅を出ると神流川へ向かって土地がゆるやかに傾斜していて、県道に出るために造られた坂道の両側に植えられた桜が見事な並木になっているのです。
開化時にもう一度来てみたいところです。
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