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出勤前のわずかな時間を活用して、新宿歴史博物館へ行く。
特別展「徳川御三家 江戸屋敷発掘物語 尾張家への誘い」を見るため、久しぶりに地下鉄四谷三丁目で下りて、電柱の無い気持ちいい大通りの舗道を歩いていく。
徳川御三家のひとつ尾張徳川家の江戸屋敷「市谷邸(上屋敷)」「麹町邸(中屋敷)」「戸山荘(下屋敷)」の発掘調査で出土した様々な生活道具、屋敷跡発掘写真、何種類もの当時の屋敷図などの展示品から、江戸屋敷の実態に迫った内容。
なかでも現在の新宿区戸山1丁目から3丁目にかけての地域にあった「戸山荘」の素晴らしさ。池や滝のある広大な庭園があって、その中に小田原宿を模したといわれる「御町屋」と称する街並みが作られていたことにびっくり。人は住んでいなかったらしいから、現在のテーマパークみたいなところ。「古駅楼」とも称されていたらしい。
図録を買ったので、勤務後の帰宅時に電車内で読んだ。徳川御三家の成立過程が興味をひいた。大名にも格があって、将軍から賜るお言葉にも差がつけられていたなどの件を夢中で読んでいたら、あっというまに川越駅着。
展示室の隅に待機している女性学芸員があきらかに居眠りしていたのと、年配の女性見学者に説明している学芸員の声がやたら大きく、むつかしい用語を指して「なんて読むかわかりますか?読めなくてあたりまえですよ」とか言っているのが気になった。むつかしい用語にはルビをつけておくべき。ちなみにその用語は「胞衣納め」=えなおさめ *胎児を包んだ膜と胎盤を壷に納めて吉方の土中に埋めること
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