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★川越スケッチブック-埼玉都民の川越暮らし
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コーヒー飲みすぎた

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 日差しがひたすら優しくて、喉元をくすぐられているような心地よさ。春近し。

 用事済ませると、出社までにしばらく間があった。さて時間つぶしをどうするかと思案を巡らせる。林芙美子記念館へ行こうと思いついたのは、よくぞ気付いたと我ながら素晴らしい!とほくそ笑む。そんな自分は春の陽気のもとで、相当ばかヅラだったに違いない。なにしろ10年以上も前から行きたいと思っていて、その近くに何度も行きながらも果たさすにいたから。昼時の高田馬場から西武電車の人となる。

 新宿線の中井で下り踏切を渡って5分。南に面した傾斜に大谷石を施した林芙美子記念館はあった。
 林芙美子に関しては、数年前に新宿歴史博物館の企画展でじっくり見ている。あの有名な死に顔のデスマスクも、屋久島取材時の靴とかも見た。尾道の記念館も二度訪れたことがある。
 その仕上げ?が中井の記念館・・は大げさだが、この邸宅1度を見たかったのである。戦時中の建築面積制限で、建物を二棟に別けることで認可をクリアしたという家である。材料は吟味されていて、素人眼にも木口のいい家であることがよくわかる。開放的な造りに落ち着きが漂う。庭の木々のたたずまいも気に入った。

 展示室になっている旧アトリエでは、三月末まで林芙美子原作の映画化作品の資料が展示されている最中。「泣虫小僧」「浮雲」「放浪記」等々。豊田四郎監督が林芙美子に宛てた書簡が興味を引いた。

 記念館の周囲は落ち着いた家が多く、なかんずく記念館前の洋風住宅はデザインが優れていた。この近くにはかつて目白文化村があったところだし、今でも雰囲気のいい住宅街なのだ。撮影したかったが作業用トラックが何台か停まっていて人が出入りしている。もしかすると取り壊すのだろうか?庭の感じから無人のような印象だったが。
 
 ジュンク堂喫茶室に移動して手紙を書く。十日ほど前に知人から手紙をもらったまま返事を出すのをずぼらにしていたら、数日前イベント先でばったり遭遇してしまったのである。タハ−!
 40分間集中して拙い手紙を仕上げた。この喫茶室に来るのは久しぶり。本屋の喫茶店だけあって、しゃべる人が少ないから静かでいい。と思ったら店員のおしゃべりがうざい。珈琲の量が多いのが取り柄。大きめのカップになみなみ注いで、テーブルに運ばれる。

 朝昼晩とコーヒー飲んで、少し胃がもたれ気味。
 

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