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■志木市本町あたり
先日出かけた志木の画像の残りをアップ。
志木の旧来の町は本町と呼ばれるあたり。古くは鎌倉と奥州を結ぶ宿場町で、新河岸川の舟運が通じてからは物資の集散地としても栄えました。東上線志木駅から徒歩15分くらいで、やや距離があります。東上線の敷設が計画されたときは、もっと川越街道寄りを通るはずであったのを、これでもせいいっぱい志木の町に近づけたようです。
本町のあたりは広い道幅です。数十年前までは中央を野火止用水が流れていました。用水は埋められても、道の両側には往時を偲ばせる建物が点在しています。雑貨商が目立つのは、この志木の町が近在の農村に支えられていたことの名残なのでしょう。
大きな古い屋敷が改修中のようでした。一般公開されるのでしょうか?取り壊し中の古い家屋もありました。
この町には大正の初め頃に、田山花袋がふらりとやってきて一夜を過ごしています。宿屋の夕餉も粗末で地酒も不味く、ひとりの芸者もいない土地ながらも、いかにも武蔵野の宿場らしい風情と感想を書いています。
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