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駅からの夜道、今年二度目の地虫が鳴くのを耳にした。 ジー−−ッというのを聞くと、もう春も終盤に感じる。 学生時代、キャンパスが山ン中だったので、学生生活に四季の移ろいが見事に織り込まれていた。今思えば贅沢な環境だったと思う。もっとも当時は新宿や渋谷の都会がほとんど味わえず不満たらたらだったが。 地虫が鳴くのはその頃よく聴いた。学生専用プレハブアパートに住む、サークル仲間の部屋へ不意打ちをかけるため、夜の雑木林の砂利道を急ぐ時に林の奥でよく鳴いていた。あんな寂しい夜道をよく歩いたものだと思う。用水路の管理小屋の丸い赤い非常灯が、闇の中に一つ目のように光って無気味だった。 地虫の姿は見たことないので、どういう虫なのかは未だに知らない。 帰宅すると自室に昼間の暑さの名残があったので、涼しい風を入れるために窓を開けたら、ジー−−−ッと聞こえてきた。夜風は雨の匂いがする。予報はどうやら当たるらしい。日曜は雨模様。
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= 城の危機を救った伝説の井戸 = ■川越城の七不思議のひとつが『霧吹きの井戸伝説』 城内に使われない井戸があって、戦などの急変時に蓋を外すとあれよあれよと霧が湧き出て、城全体を覆って守ったという。 *参考資料 ●川越城-失われた遺構を探る 川越市立博物館 平成4年 ●川越城 川越史料刊行会 岡村一郎 昭和44年 ○上記資料は市立図書館で閲覧できます。
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