☆市民会館脇の坂道
■日頃何気で上り下りしているこの坂も、過去をたどれば川越城の名残のひとつ。坂上の川越小学校あたりは城内で屋敷のあった場所。坂の傾斜は土塁で、画像すぐ手前あたりが水をたたえた堀であった。大正9年に川越図書館が作製した「川越城址現状図」を見ると、堀は田んぼに転用されていて、市民会館隣の第一小あたりの堀はまだ水があったようだ。
大正時代の地図にこの坂道は記載されいていない。昭和5年当時の地図にも無く、昭和11年の地図には登場する。現やまぶき会館の位置に、川越市立図書館が新築落成したのが昭和7年であるから、おそらくはそれに合わせて造られた新道なのだと思う。
小学生時代の担任が「私の娘時代は市民会館横の坂は石がごろごろの砂利道でね、自転車で派手に転んで足を挫いたことがあるのよ」と話してくれたことを覚えている。
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