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川越市三久保町の東京電力沿いの道路の傍らにある、平成の阿吽の像。 |
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2007年04月24日
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■中学時代からよく読み返す1冊が「日本怪談集・幽霊編(現代教養文庫)」 古典文学から雑誌・新聞報道にいたる豊富な資料から、幽霊を見たという話しを集め、なぜ日本人が幽霊を信じてきたかを解明したもの。 ■第二章「人魂考」に『ジャンジャン火』が採録されている。奈良県の話しで、雨の降る宵などに墓場などから、ジャンジャンと怪音を発しながら現れる大きい火の玉のことである。尾をひくこの火の玉に遭遇したら、橋の下などで行き過ぎるのを待つしかないのだという。シトシト雨降る野道で彼方からこんなものが現れたらさぞかし恐ろしいだろうし、ジャンジャンという音を想像すると、これまた不気味な気持ちになる。 最近、川越市教育委員会発行「川越の伝説(昭和56年)」を読んだら、奈良のジャンジャン火に酷似した伝説が掲載されていた。すなわち「だいれんじ火」のことで、その昔川越東部の仙波・古谷地区の田園に、秋の小雨の晩に火の玉が出たという伝説である。「だいれんじ」とは大蓮寺のこと。市内元町にある古刹である。古谷あたりからは相当の距離があるが、川越付近で初めて火の玉が出たところが大蓮寺なので、火の玉の総称として「だいれんじ火」と言うのだそうである。 これを書いてて思い出したが、そういえば幼少の頃に便所から火の玉が出たので引っ越したという家が近所にあった。その後は誰も住むことなく朽ち果てたが、駐車場を経て今は宅地になっている。さらに近所には老婆が井戸に飛び込んだ屋敷もあって、弔いから帰ってくる父親の姿をおぼろげに覚えている。ここも分割されて何軒もの家になっている。さらにその向いの寮跡は・・・・ 時計を見たら丑三つ時なので、ここでやめておこう。 *「日本怪談集・幽霊編」は現代教養文庫自体がもう無いので、ブックオフあたりの棚をまめに探すとあるかも知れません。「妖怪編」もあります。
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