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■復活した川越スカラ座の前を久しぶりに通りかかると、次回上映案内をのぞき込んでいるおばあさんたちがいました。盛んにおしゃべりしながら熱心にたっぷり5分くらいボスターを見ているのです。作品は「ゴッドファーザー」「ニューシネマパラダイス」の往年の名画ですが、なんかおばあさんたちとは不思議な取り合わせ。 でも、こういう光景っていいものです。自動車が路地を塞いでいたので、しばらく自分もそんなおばあさんたちを見ていました。 夏前に高田馬場の「早稲田松竹」前を通りかかったときにも、孫の手をひいたおばあさんが上映案内のショーウィンドーを見ていたのを思い出しました。あの時の映画は成瀬巳喜男監督「浮雲(昭30)」「流れる(昭31)」 山田五十鈴や高峰秀子の写真を懐かしそうに見ている姿がとてもよかったので、カメラにしっかり収めさせてもらいましたが、ブログに使用する前に誤って消去してしまったのでした。 そういえば早稲田松竹も1度閉館したのち復活した映画館。洋画専門の名画座のイメージでしたが、最近は邦画も上映しているのですね。 かつて自分もスカラ座前で、じっとポスターに見入ったことがあります。松竹映画「疑惑(昭57)」がかかった時で、当時のスカラ座は洋画専門だったので、邦画上映がたいへん珍しくて足を止めたのです。のちに「疑惑」は洋画系劇場公開作品だっため、スカラ座で上映されたのだとわかりました。 「疑惑」は松本清張原作の映画化で、岩下志麻&桃井かおりの悪女対決もの。法廷で証言する銀座マダムの山田五十鈴が弁護士の岩下志麻に悪態つくのですが、たったワンシーンの出演にもかかわらず岩下&桃井より悪女ぶりを発揮して堂々たる貫録。場面をかっさらうとはこのこと、いやはやおっかないです山田五十鈴。 スカラ座前のおばあさんたちは、窓口で上映時間を教えてもらってから路地を曲がって行きました。
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2007年09月15日
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