日本の近代をデザインした先駆者
■後藤新平(1857-1929)
岩手県水沢に生まれ、外科医を皮切りに内務省衛生局長・台湾総督府民政長官・南満州鉄道株式会社総裁・逓信大臣・内務大臣・外務大臣・東京市長・帝都復興院総裁・東京放送局総裁等を歴任。
後藤新平という名を知ったのは先月のこと。立ち読みした雑誌にこの展示のことが紹介されていて、内容がおもしろそうなことから頭の片隅に記憶した。
そして先週、たまたま用事と用事の合間に4時間の空白ができてしまい、時間つぶしをどうしようかと考えたときにこの展示を思い出したのである。
両国駅におりると博物館の案内ボードには「大鉄道博覧会」のポスター。引き返すわけにもいかず、仕方なしに「大鉄道博覧会」を見学。すごい混雑だったがそれなりにおもしろかった。
見終っても時間があるので、常設展も見ることにして階上へ行くと、なんと常設展示会場内で「後藤新平展」は開かれていたのである。ポスターやビラの告知が見当たらないのはなぜ?自分が見逃していただけ?
資料が豊富でとても興味深く見ることができた。今日の東京は後藤新平の都市計画によって関東大震災後に近代都市への脱皮を計ったのである。
政治家としても金銭に潔白で、昨今の政治家とは全然違うタイプだったらしい。
図録が素晴らしいので買い求める。1200円。
*「後藤新平展」は9月9日にて終了しています。
◇震災後の東京復興計画の際に製作された街路の模型。たいへん精密につくられている。
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