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★埋もれゆく昔 もうひと昔以上も前のことになりますが、川越の目抜きに近いあるお宅に残されていた「覚書」を読ませていただいたことがあります。少し前に亡くなられた方が万年筆で原稿用紙に、自宅にまつわる様々なことを書き記したものでした。 覚書はこのお宅が明治初年までは新宿村(現新宿町)に住んでいたことから始まります。わけがあって川越の町へ転居したものの、手放した屋敷の敷地には先祖の墓があったことから、その後も数十年間は墓参りをかかさなかったと綴られてありました。 このお宅は不幸にも瓦解してしまい、現在その跡地はビルになっています。覚書を見せていただいたときに、コピーをお願いしなかったことが悔やまれます。粗忽な私はこういうことがたいへん多いです。 掲載画像は新宿町1丁目の旧川越警察署付近。このあたりにはその昔に長者屋敷があったとの口伝があるそうです。ひょっとすると覚書を残されていたお宅と結びつくのかも知れません。 私の家は明治末期まで農家でした。家のことを書き記した文書などは皆無ですが、父親が聞き伝えているひとつに、明治初年頃に川越城御殿女中をしていた女が嫁にきた話があります。たいへんな悪女で家内を滅茶苦茶にしたそうですが、言い伝えだけにどこまで事実かはわかりません。これもいずれは埋もれ忘れられてしまうのでしょう。
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2008年10月27日
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