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この映画を見て「納棺師」という仕事をはじめて知りました。亡くなった方の整顔・着付け・メイクをし納棺をして送り出す地味な仕事。モッくん(本木雅弘)のひたむきな表情が秀逸です。友人の母親を納棺するシーンには涙腺がゆるみました。山形の美しい風土と久石譲の音楽が効果をあげています。
そろそろ各映画賞の選考がスタートしているようですが、一部発表されたものでは受賞もしておりかなり評価は高いようです。しかし・・モッくんと妻(広末涼子)の結びつきに疑問を抱いてしまいます。1800万円もの楽器を内緒で買ったこと、納棺師の仕事を妻に隠していることがちょっと腑に落ちません。そのせいか夫婦というより、友達同士のように見えてしまうのです。納棺師をしているとわかったときの妻や友人の拒絶反応も大げさに思います。シリアスとユーモアがほどよく融合しているところは素晴らしいですね。亡くなった美人の納棺をモッくんが行うのですが、着物の下に腕を入れて体を拭いていたモッくんがおや?という表情になって、そばの上司(山崎務)に耳打ちします。しかめっ面した山崎が遺族の耳元で「メイクは男性用と女性用のどちらになさいますか?」とささやくシーンには館内に笑いが漏れました。 「おくりびと」は川越スカラ座で1月16日まで上映です。 【おくりびと】 ■監督/滝田洋二郎 2008年 出演/本木雅弘・広末涼子・山崎務・余貴美子・杉本哲太・峰岸徹・吉行和子・笹野高史 |
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2008年12月19日
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