「没後100年 橋本雅邦」を見に行く
■川越市立美術館「没後100年 橋本雅邦」を見てきました。
個人的にはあまり橋本雅邦の絵は好みではないのですが、川越ゆかりの絵師の作品が地元で見られるということ、その中に95年ぶりに発見された作品があること、画宝会資料が展示されていること、そして新聞報道もされた雅邦の珍しい油彩画も展示されていることが見たい気持ちを喚起させてくれました。
「豫譲」の表題の油彩画はそばで見ると素晴らしいもので、葦の枯れた色合いに惹かれました。色彩の施された絵にいいものがあるとなと思いましたけど、三井寺「狂女」にはあまり感心しませんでした。
明治期に川越の有力な人たちが橋本雅邦をバックアップするために立ち上げた「画宝会」の資料は珍しくて興味を覚えました。
開館5周年記念特別展ですが、川越市立美術館に入ったのは初めてです。常設展示も見学しましたけど、こちらにあった岩崎勝平の絵のほうが個人的には楽しかったです。有名な「小憩」と並んで展示されている、りんご園の女性を描いた作品ははじめて見ましたけど、すごく気に入りました。岩崎勝平の描く女性像は好きです。浴衣の女性が草原でたわむれる躍動感あふれる「夏」をまた肉眼で見たいものです。
↓美術館展示品ではありませんが
■これも橋本雅邦作品です。「拝洞寶雲房図」というタイトルで、この作品の所持者が「雅邦翁記念」として大正〜昭和初期頃にポストカードにしたものです。所持者のことを検索して調べてみましたが、どういう人かよくわかりませんでした。
「没後100年橋本雅邦」は川越市立美術館にて3月9日(日)まで
|