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夜に通りかかったところ、灯が輝いて美しかったので撮影したのですが・・見事にピンボケでした。 最近はこの建物「旧山吉デパート」として紹介されることが多く、それはもちろん正しいことですが、実際の山吉時代を知る人は少なくなり、川越に昔から住む50代以上の人には「元の丸広デパート」というほうが馴染みがあるように思います。 諸般の事情で昭和26年に「山吉」は百貨店を廃業しました。同年秋にこのビルのテナントとなったのが飯能市に本店を持つ「丸木百貨店」で、現在の丸広百貨店の前身です。 「川越市制三十年誌(昭和27年)」の口絵写真に丸木百貨店当時の店内写真が掲載されているので、ここに紹介しましょう。 着物関連の売場の様子です。一階に婦人紳士洋品・既製服、二階が呉服・服地売場だったそうですから、この写真は現在は失われた木造洋館二階部分と思われます。「おつとめ品」という表現がなんとも古風に感じます。百貨店といってもたいへん規模は小さく、狭い売場にぎっしりと商品が陳列されていて、衣料品の他に毛糸や化粧品、当時新登場したテレビも販売したそうです。当時の外観写真を見ると「丸木の衣料品」「既製服」などの看板が掲げられています。戦前は東京の大百貨店でも既製服売場はほんのわずかだったようですが、戦後は既製服売場の占める割合が次第に増えたようです。 丸木百貨店から「丸広百貨店」へ社名変更をしたのは昭和31年でした。
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2008年08月21日
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