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大正元年11月、川越地方において陸軍特別大演習が行われた。北軍・南軍に分かれて本番さながらの戦争シュミレーションを数日間にわたって繰り広げ、その範囲は北は熊谷、南は立川付近に及んだ。大演習は毎年全国のどこかで行われたが、この川越での大演習は大正に改元して最初であり、大正天皇はじめての御統監であることから話題をよんだ。川越町では役場新築や明治43年の洪水で流失したままになっていた高沢橋の竣工を大演習直前に間に合わせている。 大演習には国外からも外賓を迎えた。その宿泊所となったのは川越高等女学校である。画像の写真は女学校校舎前で撮影された外賓接待部一同の記念写真。当時の記録に非売品とあるから関係者に配布されたものらしい。裏面には小川一真(おがわかずまさ)印行とある。小川一真は現在の行田市出身の写真家で、渡米し帰国後に写真製版を最初に日本で実用化した、日本写真史にかかせない人物である。
↓●小川一真(ウィキぺディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E4%B8%80%E7%9C%9F大正元年の大演習ではこの他、入間川稲荷山・所沢飛行場・谷保で統監された。 ●参考資料
「百年前にみた日本 小川一真と幕末・明治の写真」 行田市郷土博物館 平成12年 |
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2009年11月21日
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