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■曾遊の地 別所温泉へ
職場の同僚が、自室に蝿が進入して困ると蝿取り紙を買ってきた。今でも売ってるんだとひとしきり話題になったが、20年ほど前に別所温泉の食堂に入ったとき、天井から蝿取り紙がたくさんぶらさがっていたのを思い出した。そのことが頭の片隅に残っていたらしく、珍しく何の予定もない週末に急に思い立って別所温泉へでかけた。デイバッグには財布とガイドブック一冊とタオルだけ入れて。大宮から長野行き新幹線の一番列車に乗り1時間で上田駅着。上田交通別所線の接続が悪いので、観光コーナーでパンフ類を見繕い、構内のショップで珈琲を飲む。新幹線開業と同時に建て替えられた駅舎は、学生時代にはじめて来たときの面影はまったくない。信越線から上田交通へ乗り換えるときの跨線橋はオンポロの木造だったが、今や高架線となって改札前には釜飯のおぎのやがあるのだ。釜飯の誘惑はスルーしてホームへ。8時20分発別所温泉行きに乗車。 30分で終点別所温泉。28年前に訪れたときに同じ位置で撮影した写真があるが、当時とほとんど変化なし。わずかな下車客はすぐ四方に散らばって駅前は閑散。朝早いせいか温泉街も静かでセミの鳴き声だけ。緩やかな坂道をのぼる。 駅から徒歩5分のところに共同浴場「大湯」がある。今回の別所行きはここが目的。別所温泉には学生時代に二度ばかり遊んでいるものの、旅館の風呂で満足して共同浴場は利用しなかったのである。 券売機で入浴券を購入。なんと150円。受付にはおばさんがいて「こんにちわー」と声をかけてくれる。左が男子浴場。貴重品ロッカーは50円。脱衣所に風呂からあがった老人がふたり、浴室にふたり姿が見える。夏休みとはいえやはり朝早いから空いている。硫黄臭がかなりある。湯船への注ぎ口脇にコップが置いてあったので、少し飲んでみたら硫黄の味がした。共同浴場に浸かるのは10数年前の鹿児島日当山温泉以来。湯がけっこう熱いので縁にあがったり、また浸かったりの繰り返し。湯船にいた二人は露天風呂へ移動していった。川越を出て3時間後に温泉に浸かっているのがなんだか不思議な感じ。 前を行く婦人は大湯の朝風呂を楽しみにきた地元の方。 別所温泉には「大湯」の他に「大師湯」「石湯」の共同浴場がある。そこで次は「石湯」へ。ここは浴室部分が半地下タイプ。脱衣所から階段を下りていく。岩手県鉛温泉藤三旅館の浴場が同じでもっと大規模だった。でも藤三旅館の風呂も入っていない。混浴で真夜中に行ってもおばあちゃんが大勢入浴していたから。 石湯の先客は3人。ここは硫黄臭がほとんど無い。源泉と泉質が違うのだろうか。共同浴場三ヶ所のハシゴを目論んでいたけれど、体がふやけて頭もボーッとするので「大師湯」はパス。石湯の玄関前のベンチでCCレモン飲みながら涼む。かつて別所へ一緒に来たことのある友人にメールを打った。 というわけでいつものごとく旅ネタ続きます。
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2009年08月01日
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