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■旧石川組製糸西洋館 (入間市)
入間市河原町にある国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」の素晴らしさは以前から聞いていたのですが、年に数回の公開のためなかなか見学する機会がありませんでした。
すると先週、入間市在住の友人から「今日公開されているので見学行くけど、よかったら一緒にどう?」と思いがけない誘いのメールが。
都内への用事は打っ棄って、さっさと準備をすると本川越駅へ駆けつけました。
明治26年にわずか20釜の座繰り製糸(手工業)からスタートし、機械製糸への切り替え・日清日露戦争の好景気に押されて一流製糸会社に成長しました。
この西洋館は外国からの来賓客を接待したりするため、大正10年〜12年にかけて建てられたものです。設計は室岡惣八、建築は川越の宮大工関根平蔵が請負ました。
▲玄関ホール
ホールも各室も天井が高いため開放感にあふれています。右側には大理石の暖炉があります。
子ども連れファミリー・大学生グループ・熟年夫婦など、幅広い年齢層が大勢見学に訪れて豪華な建築を堪能していました。
▲食堂
▲食堂に飾られている石川組製糸川越工場の絵画
▲応接室 天井や壁紙の意匠が素晴らしいです。右の部屋は寝室。
1階の見学は随時でしたが、2階は入場時に整理券を渡されて20分毎30名ほどてでの見学になっていました。
どっしりとした木造の階段をあがります。
▲階段をあがったところは広々としたホール
▲2階大広間のステンドグラス
左は竹、右は狭山茶の花と実をデザイン
したらしい。
▲大広間窓から望む別館の煙突
▲2階和室 縁側を配した12畳半の和室がふたつあります。手前の和室左側にあるドアは戦後の進駐軍接収の際に取り付けられたもの。他にも接収時に数箇所の改造が施されています。
▲内庭からの建物全景
▲往時の石川組工場
西洋館よりも狭山市寄りにありました。現在は
住宅団地になっています。稲荷山公園高台から
大正時代の撮影と推定されます。
▲石川組製糸工場内
経営者がキリスト教信者であったため、いわゆる
女工哀史のようなことは無く、働く人たちの環境は
整えられていたそうです。
年末に一斉に女工さんたちが故郷へ帰省するた
めに西武線や東上線は臨時電車を運転しました。
▲これは石川組川越工場の写真(明治40年代)
▲川越市三久保町の市立中央図書館の位置に
ありました。
図書館ができる前には、道路に沿って塀の下の
石積みが残っていました。
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2010年10月22日
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