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★蔵造りの書肆 吉田謙受堂
明治30年頃に建てられた店蔵はあっさりしたデザインで、個人的には好きな建物のひとつ。明文堂(現在無)・福田屋とともに明治から知られた老舗書店で、一時期は写真館も兼業した。「入間郡誌(大正元年)」「川越名勝写真帖(大正元年)」や、川越名所写真・川越市街図(昭和3年)など、さまざまな地域資料の発行元でもあった。
小中学生の頃、うちでは参考書購入といえば吉田謙受堂だった。数学の参考書を買ったことを覚えている。棚に関東大震災に関する本があって、ここへ来るたび立ち読みしたこともあった。
川越駅前に夜10時まで営業する黒田書店ができると、もっぱらここを利用するようになり、また本川越駅前に謙受堂支店ができたのでアーケード街だった銀座通り(現大正浪漫夢通り)の店へ行くことは稀になってしまった。
子どもの頃は「受謙堂(じゅけんどう)」と覚え違いしていて、「違う謙受堂だよ」といつも親に注意されていた。
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