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■昔の広告ビラ
昭和10年前後のものと推定される広告ビラです。
●くろつやシャンプー
シャンプーという名称がはじめて使われたのは、昭和元年の「モダンシャンプー」が最初だったそうです。当時は粉タイプ。液状タイプの登場はこの数年後でした。くろつやシャンプーは粉だったんでしょうか、液状だったんでしょうか。残念ながら調べても詳細はわかりませんでした。「川越くろつや会」は、この製品を扱う小間物店・化粧品店・雑貨店などで販促のために組織されたものなのでしょう。
●無料活動写真デー
くろつやシャンプーの宣伝販促のため企画されたイベントです。商品を売るためこのようなイベントは頻繁にあったようです。大きい呉服店などは単独で劇場を借り切って、顧客を招待したりしました。
会場の「川越演芸館」は、今もある「川越スカラ座」のことです。
上映番組のうち「愛の防風林」は昭和七年の作品。出演の及川道子は当時の人気女優ですが、若くして亡くなっています。「おさだの仇討」は昭和八年の作品。原作は岡本綺堂、主演の鈴木澄子は化け猫映画で知られた女優でした。
プログラムに出ている作品ではありませんが、同年代に封切られた映画「隣の八重ちゃん」の映像があったので、その頃の映画の雰囲気を味わうといことでアップしてみます。
「隣の八重ちゃん」は昭和九年の島津保次郎監督作品で、ホームドラマの原点ともいわれている作品です。
隣同士で住む大学生と女学生の家族ぐるみの交際を、ほのぼのと時にハラハラと描いています。
映像は自宅が留守の大学生(大日方伝)が、女学生宅に来て昼飯を食べさせてもらっていると、女学生(逢染夢子)が同級生(高杉早苗)を連れて帰宅するシーン。隣室で着替えながら胸の大きさを比べている会話が耳に入って、あわてふためく大学生の滑稽な場面です。のちに松竹のスターとなる高杉早苗の愛くるしい女学生姿が見ものです。
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2010年09月11日
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