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■さよならデコちゃん
▲戦時中の兵隊慰問用ブロマイド
年の瀬にニュースで知った女優高峰秀子の訃報。享年86歳は充分長生きだが、この人には100歳くらいまで生きてほしかった。
子役から見事に大人の女優に脱皮、木下恵介・成瀬巳喜男両監督作品をはじめとして多くの名作に主演し、その作品歴・演技の質において日本映画最高峰の女優といえる。代表作は「浮雲」「二十四の瞳」あたりと思うが、「稲妻」「張込み」「綴り方教室」「流れる」「遠い雲」「妻として女として」「放浪記」「女が階段を上がるとき」「ひき逃げ」「乱れる」「花つみ日記」等々、個人的に好きな作品が多くて困る。
本人も著書で書いていたように丸顔でけして美人ではないが、それだけに役柄の幅も広く、高峰秀子の演技力の素晴らしさにはいつも感嘆していた。作品に物足らなさがあっても、スクリーンの彼女の演技に触れただけで充分満足してしまうことがあった。こういう女優はもう出ないと思う。合掌。
自分の本棚にある高峰秀子著作本。
若い頃からいろいろ著書があるが、内容的に群を抜くのはやはり「私の渡世日記」だろう。激動の昭和に自身の半生をからめた傑作。身内とのしがらみ、出演作の思い出、各界著名人との親交など、エピソード満載で読み応えあり。文庫版なら今も発売されているんじゃないだろうか。
これは高峰秀子出演作のシナリオ・パンフ。
映画を見るとシナリオも読みたくなり、一時期は月刊シナリオを愛読していたこともあった。画像のシナリオは当時販売されたもの。
▲映画ファン新年号付録(昭和24年) ▲映画技術第14号表紙写真(昭和26年)
日本映画最初のカラー作品「カルメン故郷
に帰る」 右は小林トシ子
▲キネマ旬報掲載「二十四の瞳」広告
動画を検索したところ「二十四の瞳」が分割でアップされていたので、その中からこのシーンをご紹介。
【二十四の瞳】
昭和29年/松竹作品
監督/木下恵介
出演/高峰秀子・田村高広・小林トシ子・月丘夢路・笠智衆・浦辺粂子・夏川静 江・天本英世・浪花千栄子 他
百合の絵柄のアルマイト弁当箱をほしがっていた生徒の松江は、家が貧しく母親が死んでしまい、買ってもらえぬまま大阪へ奉公にだされてしまう。行きたくないと泣きじゃくる松江に大石先生(高峰秀子)はアルマイト弁当箱を餞別に渡す。
修学旅行で高松を訪れた大石先生は、ある店先で聞きおぼえのある声に足を止める。それは大阪に行ったはずの松江であった・・・
その先は動画でどうぞ。↓
大石先生と松江が再会するのは、10数年後の戦後のこと。愛想がありながらも冷たい女将役の浪花千栄子の演技が絶品。
二十四の瞳の子役はいずれも小豆島の素人の子どもたち。「私の渡世日記」には、この子どもたちと映画制作後もずっと交流が続いていると書かれている。
*:掲載の資料はすべてR254所蔵です。
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▲夕暮れ(川越駅近くのビルから西方を望む)
正月気分を味わったのは元旦だけ。新年早々なんやかんやと慌しい日々です。
一息ついたところに、待っていたかのように飲みの誘いがあり、寒い北風に逆らって本川越駅前まででかけました。
▲本川越駅前
ネット検索で簡単に本川越駅付近の居酒屋をチェックしてきたので、まずは第一候補の店へ。週末で混んでいたら他へあたるつもり。
←やってきたのはこちら「天下一品」・・・・・じゃなく、看板目立ってませんが2階にある「釜焼鳥おやひなや川越店」
四国丸亀地方発祥の、鶏を釜で焼く製法を売りにした店で、四国中央市が本店。全国に20店舗ほどあって、関東では東京都内と川越にあるだけ。
話はそれますが、最近は合併で新市名がどんどん誕生してとても覚えきれません。四国中央市・・どこだろうと思いましたが、昔の川之江市・伊予三島市が合併したのですね。電車で通過したことしかありませんが。
ついでに「天下一品」は京都発祥のラーメン店。以前に都内で数度食べたことがありますが、あのドロドロした鶏スープはちょっと苦手。
店内は昭和の雰囲気を基調にしたデザイン。テーブル席と座敷のこじんまりした広さ。座敷に宴会グループが入っているだけで、テーブル席はがら空き、ラッキーでした。
店員さんのイチオシで、メインの釜焼鳥を注文してみました。
注文時に「おや」か「ひな」を選択します。柔らかい「ひな」を注文しました。
10種類のブレンドスパイスと秘伝のタレで焼き上げた一品。調理用ハサミが添えられてきます。これでザクザク切って食べるわけです。ビールに似合う味付けですが、かなり油っぽいですね。外側はパリパリですが、中は口当たり優しい柔らかさ。
おでん。 セットではなく単品で好きなものが注文できます。濃い味がよく染みてそうに見えますが、スープはかなり薄味です。ちょっと物足らないかも。
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