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▲あっ、この桜画像は川越です
東京でフリーター生活を送る青年(藤森慎吾)が、仕事を通じて同郷の娘(福田沙紀)と知り合い、父親(伊武雅刀)の交通事故の報を受けたことにより、長く背を向けていた故郷を振り返り、やがて百年続く実家の食堂の四代目になることを決意するまでを描いた作品。けして重苦しい内容でなく、主人公をお笑い芸人が演じているからといって軽い描写があるわけでもない。食堂を興した初代(中田敦彦)の明治の物語と現代が交差しながら、桜咲く美しい弘前を情景をバックに物語がすすんでいく。
オリエンタルラジオの藤森信吾が地方出の素朴さを残した青年をそつなくこなして好感が持てる。中田敦彦もむつかしい役柄をこなして見事である。そして、自分のやりたいことをあきらめて三代目になった伊武雅刀の自然な演技。就職に失敗して食堂を継ぎたいと言う息子に「この食堂を安く見るな!」と怒鳴るシーンは、心底にほんとうの気持ちを隠しつつ、息子の将来を縛るべきでないとの心情がよく伝わってくる。
ラストで父親の作った津軽そばを食べて、素直に感動する息子。「うまい」と何度か発っする過程で四代目になる決意をしているのだろう。
母親役の藤吉久美子、まだ若いのに食堂の気さくなおっかさんがぴったり。角川映画のスターだった野村宏伸・・歳とったなー。
監督大森一樹の作品を観るのはずいぶん久しぶり。好きだったのは「ヒポクラテスたち(1980)」「恋する女たち(1985)」 とりわけ後者は女子高生の心の動きをさわやかに描いて傑作だった。まったくおもしろくなかったのは「さよならの女たち(1986)」 もう一度ちゃんと観てみたいのは「オレンジロード急行(1978)」
この作品を観てはじめて知ったのが「津軽そば」と「オートバイサーカス」 どちらも食べてみたい、観てみたい。
弘前市へは1988年5月に訪れた。南北海道をひとり旅した帰りに、東京からやってきた大学時代の友人と、青森駅で待ち合わせて弘前へ行ったのである。弘前城をみて、市街地をぶらぶら歩いたがあまり記憶にない。弘前城からの岩木山はとても美しかった。奥羽線の車内に雨傘を忘れてきたのを覚えている。京都の京福嵐山線車内にはカメラを置いてきたし・・全国津々浦々に忘れ物をしている男である。
その晩は浅虫温泉に泊まった。ここでは海のパイナップル「ホヤ」を食べたが・・・これ一度で懲りてしまった(笑)
「津軽百年食堂」は南古谷ユナイテッドシネマで上映中 埼玉県
内では幸手と南古谷の映画館のみの公開。
こちらは原作表紙。数ヶ月前に一度書店で見かけて手にとったのだが、つまらなそうなので棚に戻してしまった。
たまたま見た映画予告編がわりとおもしろそうだったので、今回映画館へ足を運んだわけだが、その前に再度書店で原作も購入した。なぜか映画原作本コーナーになくて、探すのに四苦八苦。
読んでる途中で映画を見てしまったが、原作は細部がかなり違うのでラストがわかっていても楽しめる。
森沢明夫「津軽百年食堂」 小学館文庫
映画を見て原作を読んでいたら、なんだか長く受け継がれてきた味を食べたくなって、頭に浮かんだ店にひょいと出かけて食べてきた。武州百年食堂ともいうべきその店は、別の機会に画像アップする予定。もっともこのブログに何度か登場している店だけれど。
さらに映画テーマソング「暁月夜〜あかつきづくよ〜(THE BOOM)」もちょっと気に入ってYou Tubeで聞いている。CD買おうかと。
映画を観る前に南古谷駅前「らぁ〜めんみかみ」で食べた「塩ら
ーめん」。選べる無料トッピングは毎度の「煮たまご」 これトンコツ
塩なのだろうか。麺は細めなので量的にはやや少なめか? でも自
分 には丁度よい量。チャーシューはあいかわらずのおいしさ。
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2011年04月09日
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