|
武蔵嵐山駅を発車した東上線下り電車は山間をぬうように走る。比企郡エリアは灌漑用ため池の多いところだが、この区間にもいくつかのため池が窓の向こうにチラリと見えたりする。窓から見えるそのひとつがちょっといい感じで、この区間を通るたびにそばまで行ってみたいとずっと思っていた。
小川町に用事でやって来た初夏のような陽気の昼下がり。用事が済むと思い立ってその沼まで歩いてみた。
東上線小川町駅。川越からは45分前後。
並木路の駅前通りを行くと左に観光案内所があって、そこで観光
マップを入手。なかなか詳細な案内図。目指すため池が「菖蒲沢
沼」という呼称であることをはじめて知った。ここからおよそ4㌔ほ
ど。駅前通りをそのまま行き、国道254号へ出たら左折。そのまま
ずっと歩いて行くのである。
道の駅おがわまち付近の景色
この巨木を過ぎるとまもなく沼への標識あり。
この里道へ入っていく。
なだらかな傾斜を砂利を踏んで上っていく。
振り向くとこんな感じ。鶏鳴が聞こえてのどか。 やがて道は線路に沿う。鉄路を伝って響音が聞こえてきたので
振り返ると東上線がゆるやかに走ってきた。
ところどころ斜面に畑や果樹があり、花が群れたりしていた。
次第に道は細くなり、線路と離れて鬱蒼とした森の中へ入ると、
昼間とはいえ気持ちも心細くなる。
細い沢に沿った道筋。やがて少し視界が開けてわすがな田んぼが出現し、再び薄暗い森の中をぬけると「菖蒲沢沼」のほとりに出た。
「菖蒲沢沼」
微風が優しく湖面を撫ぜ、あたりはウグイスのさえずり、牛カエルの低い轟くような鳴声が聞こえ
るだけ。
沼脇を走りぬけていく東上線。その向こうにはニュータウンの真新しい家が見える。このルートはハイキングコースにもなっていて、ニュータウンへぬけて、再度田園地帯を歩いて小川町駅や東武竹沢駅方面へ行くようになっている。
秋もまたいいかもしれない。
|
過去の投稿日別表示
-
詳細
2011年05月14日
全1ページ
[1]
コメント(8)
全1ページ
[1]



