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喜多院境内でホタル鑑賞会があるというので、夕食後にぶらぶら出かけてみました。
静かな夜の境内でホタルがじっくり観察できるのはいいなと勝手に思いつつ、どろぼう橋から境内へ入ると・・・・
なんと大にぎわいの会場。
昼間に小屋掛けしている露店も、今夜は延長営業してさながら祭りの様相。
そしてホタルを見る人の長蛇の列! 喜多院と東照宮の間の池がある付近に網で囲ったホタル鑑賞場が設置されているのですが、そこまで数百メートルの列です。
五百羅漢入口付近の列の人たち。まいうチキンステーキの香りが誘います。
山門外側から見た境内。列は山門手前まで延びて、更に左にあるトイレの先あたりが最後尾でした。
家族連れが大半なので、境内は子ども天国。本堂前の階段付近で走り回る子どもたち。いやはや元気です。
さすがに並んで見る気力は無かったので・・・ ホタルの代わりにこちらを↓
でんでん虫です。これも昼間に喜多院境内で見つけて撮影したもの。
子どもの頃は自宅の庭でホタルもカタツムリも見れたのですが、家が建て込んでしまって夢のまた夢となってしまいました。 |
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2011年06月11日
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獅子文六「自由学校」は高校一年のときに読んだ。この文庫本はたしか連馨寺境内にあった古本屋で買ったもの。自由がほしくなったと突然会社をやめてしまった亭主を、美貌で勝気な妻は「出てけー!」と追い出してしまう。亭主は喜んで出ていってしまい、御茶ノ水のバラック街に紛れ込んで気ままな日々を送る。そのうち戻ってくるだろうと勝気な妻は高をくくっていたが・・・アプレゲールの若い男女をはじめ様々な人たちが夫婦にからむユーモア小説。
昭和25年に発表されて評判となり、さっそく翌年映画化された。大映作品で監督は吉村公三郎。出演は妻を役を木暮実千代、夫役には小野文春。この人はズブの素人。役柄のイメージにぴったしということで選ばれた文芸春秋社の社員(だから文春なのね) アプレカップルに京マチ子と大泉晃。
「中台山(川越市今福地区)の雑木林に『自由学校』の撮影で京マチ子が来たときは、城南中の校長が学校ぬけだして撮影を見に行ってしまった」とずいぶん前に父親から聞いたことがあった。父親は当時中学生だった。雑木林での撮影にわざわざ川越まで来る必要があったのだろうか?大映撮影所のある調布近辺で充分なんじゃないだろうか?父親の記憶違いじゃないかと半信半疑で聞きとめておいたが、つい先日偶然それを裏付ける資料を見つけた。
当時の新聞広告である↓
「ご存知ですか川越でロケーションしたことを?」とあり、父親の話が本当だったことがわかった。この作品はほとんど名画座などて上映されないので私はいまだに未見。雑木林のシーンではおそらく川越だとはわからないと思うが、機会があればぜひ見てみたい。
上映館の「川越文化劇場」は、 旧川越織物市場北隣の通称鉄砲町と呼ばれた路地にあった映画館。ちなみに広告の川越松竹(現スカラ座)の上映案内にも「自由学校」とあるが、こちらは松竹作品で大映と競作したもの。松竹版は渋谷実監督、夫婦に佐分利信と高峰三枝子、アプレカップルに淡島千景と佐田啓二(中井貴一の父)。こちらはテレビで見たことがあって、高峰三枝子の歯切れのよいセリフ廻しが絶妙。この頃のお三枝さんはほんといい!同時上映が日本映画初の総天然色(カラー)「カルメン故郷へ帰る」・・・なんて豪華な番組編成。
両作品とも昭和26年の5月連休に同時公開され(川越公開は6月)、大映版は会社創立以来のヒットだっため、これをきっかけに宣伝用語として生まれたのが「ゴールデンウィーク」という言葉だそうである。
なお獅子文六作品は「箱根山」も読んだが、個人的には「自由学校」よりもおもしろい。箱根の観光開発をめぐって二大私鉄会社の対立と、二軒の老舗旅館の対立をからめて描いたこれまたユーモアあふれる好篇。 |
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