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■♪きょう鎌倉へ行ってきました♪(て、昨日ですが)
鎌倉市川喜多映画記念館を出ると、ここから歩いて5分ほどの鶴岡八幡宮へ。
たしかここは映画「晩春(小津安二郎監督)で、杉村春子ががま口を拾う場所。交番に届けなきゃねとか言いながら、そばをおまりさんが通りかかるとそそくさとがま口をしまってしまう滑稽な場面。
小学校の修学旅行のとき、この階段で記念撮影
をしたようなしないような・・・
きつい石段を登り終えたとたんに「すいませーんシャッター押してくださーい」
どこへ行ってもシャッター押し頼まれてしまいます。 ちゃんと撮ってくれたかしらと画像を確認する彼女の背にやさしく手をまわす彼氏。イケてるラブラブカップルでした。
10円玉投げて、盛りだくさんお願いしてきました。たまには見えない力におすがりしたい・・
しかし・・・10円玉ひとつでお願いを欲張ったせいか、おみくじは見事に「凶」・・・・あらやだ不吉
鳩サブレーのおみやげを手にした人があっちにもこっちにも
町並みはいたって取り得がありませんが、ちらほらと
レトロな建築があります。
観光客でにぎわう小町通り。
人力が行き来し、川越一番街にもある観光客向けショップと同じ
店がいくつかここにもありました。
どこにもある観光客向けチェーン店が増えると、川越の場合は
危険信号かも・・・
電車でおとなり北鎌倉駅へ。
駅から5分ほど歩いてたどつり着いたのは東慶寺。縁切り寺として知られる禅刹。
夕刻近くの境内は人の気配も稀。曇りで時折雨が頬を打つ天候のせいか静寂そのもの。雨の匂いがする風が電車の音を運んでくるだけ。背後の山の樹木がザワザワと鳴る音が寂寥を際立てていました。
まもなくの紅葉や新緑のころに訪れると素晴らしいんじゃないかと思います。
ミーハーですがこの曲をアップしときますね。
線路を挟んである円覚寺はまたの機会に。
鎌倉の街を行くとやたら「生しらす丼」の看板が目につきました。いいなと思ったけれど、今回は時間が無いのであきらめ。気温も低いので電車待ちの間に鎌倉駅構内で天ぷら蕎麦を。このツユが甘くてとてもうまかった。立ち食いあなどるなかれですな。タマネギ天も及第点。
お土産に鎌倉駅前で買い求めた「はんなりいなり」
厚めの揚げは甘い味がしっかりついて汁気が多め。
でもこのあとホームで鯵の押し寿司を見つけて、これにすればよか
ったと後悔。
東慶寺門前の居心地よさそうな喫茶店にも寄りたかった・・
帰りの湘南新宿ラインでは爆睡。
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2011年10月22日
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■特別展 「鎌倉の映画人 女優 田中絹代」
鎌倉市川喜多映画記念館で開催中の「特別展 鎌倉の映画人 女優田中絹代」を見てきました。
役作りのためには歯も抜くという役者魂で、亡くなるまで活躍した日本映画史に名を残す女優です。2009年には生誕100年を記念して、京橋フィルムセンターで女優としての足跡をたどった展示が開催されました。
展示会場には、出演作品のスチール写真・台本・ポスター・雑誌などがぎっしりと展示されています。絹代御殿と言われ鎌倉にあった田中絹代邸の見取り図が目をひきました。ゆったりとした間取りで高級和風旅館のような作り。鎌倉市の重要建築物の指定を受けていたそうですが、近年持ち主が変って惜しくも取り壊されてしまったそうです。
田中絹代の付き人だった鎌倉在住の女性へのインタビュー記事(地元の雑誌に掲載されたもの)のコピーがあって、とても興味深い内容でした。
しばらく前に田中絹代主演「風の中の牝鶏(小津安二郎監督/松竹/1948年)」をDVDで途中まで見たのですが、これは夫が出征先から戻らず、戦後の混乱の中を懸命に生きる妻が、急病になった幼子の治療費のために一夜だけ体を売り、その後帰還した夫との間にわだかまりが生じてしまうという物語。小津作品としての評価は低いのですが、ここに出てくる田中絹代がとてもいいんです。必死に生きてる姿がいいんです。
それから「母子草(山村聡監督./東映/1959年)」の母親役。後妻になり未亡人になって、ミシンでの仕立てをしながら血のつながらぬ子供たちを育てる母親役。その深い愛情に子供らは継母であることに気づくことなく毎日を送るのですが、長女(佐久間良子)は大学入試のために取り寄せた戸籍謄本で事実を知りショックを受けるものの、自分も母親のように深い愛情を子供にそそげられる人間になろうと教員を目指すのです。生活の苦労を顔に出さずにふるまう母親役の田中絹代は絶品です。
「愛染かつら(昭和13年)」のブロマイド
雑誌の表紙を飾る(昭和22年)
映画作品も何作か監督しています。監督作「月は上がりぬ」で
主演月丘夢路(左)とのスナップ写真
小津安二郎監督「彼岸花(松竹/1959年)」(スチール写真)
右から桑野みゆき・有馬稲子・田中絹代
*これらの資料は展示品ではありません。個人蔵のものです。
晩年の代表作「サンダカン八番娼館 望郷(1974年)」
からゆきさん(*)の取材をする女性ルポライター(栗原小巻)が、九州天草で元からゆきさんの老婆(田中絹代)と知り合います。からゆきさんの過去を持つため息子からは疎遠にされ、近隣からは後ろ指さされてひっそりと孤独に暮らす老婆は、最初はルポライターを警戒するのですが、親身な彼女に次第に心をひらき壮絶な半生を語りはじめます。取材の下心で老婆に近づいたルポライターも、いつのまにか肉親以上の愛情を持ちますが、仕事ゆえ東京に帰らなくてはなりません。帰るその朝、老婆は「おまえさんの手ぬぐいをくださらんか」と懇願し、手ぬぐいを握り締めて子供のように号泣する感動のシーンをyoutubeからどうぞ。
(*)からゆきさんとは明治大正期に様々な事情から海外渡航をして娼婦になった女性たちのこと。
↓こちらは若き日の田中絹代。
小津安二郎監督作品「非常線の女(昭和8年)」
アメリカ映画の雰囲気あふれた作品で、白いドレス姿が田中絹代。なんとパンプ役。
サイレント作品ですが、音声がついてます。
▲川喜多映画記念館の内庭
川喜多映画記念館前の道。 鎌倉は秋が深くなりだしています。 |
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