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昭和43年公開。40数年前の作品とは思えぬ瑞々しさに包まれています。
サラリーマンの兄(加山雄三)と大学生の妹(内藤洋子)。妹は兄に対して恋人のような気持ちを抱いていて、見合い話を壊し、兄に好意を寄せる女性たちに嫉妬します。しかし作品に後ろめたい雰囲気はまったくありません。妹の気持ちに兄は気づかず、「あなたを見る目つきがとても妹には見えない」とガールフレンドのひとりに指摘されて、なにっ!?と驚く鈍感さ?。
そんな兄は自分が本当に好きな人は誰であるかに気づくのにも時間がかかります。兄が愛しているのは、家庭の事情で会社をやめて苦労している女性(酒井和歌子)だと察した妹は、兄のために奔走することになるのですが、それは感情がふわふわとした時期を卒業して、妹をほんの少し大人に成長させるのでした。
内藤洋子が女優として活躍したのは短い間でした。「白馬のルンナ」を歌ったことで有名ですし、今は喜多嶋舞の母として知られていますね。私は「赤ひげ(黒澤明)・「年ごろ」くらいしか見たことがありませんが、舌足らずなしゃべりかたが「兄貴の恋人」での妹役に適役です。
酒井和歌子は控え目ながらもシンのある役どころでこれまたいい。そしてバーのマダム役の白川由美が絶品。カウンター挟んで加山との目線のやりとりで二人の関係がわかる名演技。恋愛に鈍感な兄は意外に遊んでいるのです。
ワンシーンですが悠木千帆が大きい腹をした新妻役で出てきます。悠木千帆で誰だかわかった方はそれなりに・・・笑 悠木千帆=樹木希林ですね。
監督は森谷司郎。出演は他に中山麻理・岡田可愛・宮口精二・沢村貞子・三宅邦子・ロミ山田。
予告編があったのでアップしましたが、作品のよさを伝える内容ではありません
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