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川越市立博物館企画展
建築家保岡勝也設計による建物のひとつが「旧山吉デパート」
(川越市仲町 現保刈歯科医院)
大正時代に造られた木造三階建て洋館に、昭和11年に増築されたのがこの鉄筋コンクリートの建物。一階は1日中電燈が点けられていたが、二階と三階は夕方からだったという。暮れ時に全館に灯った照明はさぞかし美しかったのではないだろうか? 夕刻に家路を急ぐ女生徒が、多賀町の通り(時の鐘のある通り)から南町通り(一番街)へ出たとき、山吉デパートのある鍛冶町あたりがとても明るかったと書き残している。
建物が完成したときはすでに戦争の足音が聞こえていた時代。まもなく物資の不足が目立ちはじめ、太平洋戦争がはじまると百貨店営業は休業せざるを得なかった。80年近い建物の歴史の中で、山吉デパートの華やかな時代はたいへん短かった。
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2012年03月21日
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