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■戦時下の資料
昭和18年に発行された「三越」の表紙。戦争前は流行品や季節の品を紹介するカタログ誌だった
ようだが、この号はB5版サイズ一枚を二つ折にしたチラシの体裁で、紙質も粗悪。
「戦う日本服」と題して、質実・簡素・活動に焦点をあてた婦人の服装の提案をしている。袖と
帯の型が写真と絵で示され、たとえば帯は「大和結び」「乙女結び」「興亜結び」などが紹介され
いる。
「三越」の最終面に掲載されている売場案内表の一部。
1階と地階の案内の一部だが、「皇軍慰問品」「防空用品」「代用品」「軍人遺家族製作品売り場」などが、戦時 下であることを示している。戦争前の地階は食料品売場だった。
「東亜旅行社」は現在のJTBである。戦前はジャパン・ツーリスト・ビュローだったが、戦時中は日本語表記に 改めさせられた。
戦争中は生活に関する様々なものが配給制であった。衣料品
は昭和17年から衣料切符制による配給となった。すなわち年間
ひとりあたり、都市部では100点・地方では80点分の衣料切符が
支給されたが、実際には現物の不足できちんと配給はされなかっ
たという。チラシ文中の衣料登録制は、配給登録された店のこと
らしいが、ネット検索で調べただけではどういものかよくわからな
かった。チラシは戦時中か終戦直後のもの。 |
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2012年08月15日
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