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■昔の新聞から
昭和25年1月の埼玉新聞です。
現在の新聞の一頁大サイズで一枚刷り。
終戦前後はこれより小さいタブロイド版一枚刷り
でした。表頁は国内外及び圏内の政治経済記事、
裏面は県内のさまざまなニュースの構成です。
1月4日号にこんな記事が。
小さく喜多院だるま市の記事が出ています。
東上線・西武線・各バス路線が臨時増発して、だるま市への
集客を捌き人出は推定10万人とあります。当時の川越は人口5
万人くらいですから、この日の市中は今と同じくごったがえして
いたのでしょう。
前日3日号には開催広告が。
右下に志義町(仲町)の笠間呉服店の広告が出ています。
上尾の「三保の漬」は他でも広告を見かけたことがあるのですが
このころ有名だったんでしょうか?
正月ということもあって半分は広告スペースになっています。
新しく1000円札が発行されることになって印刷が始まったとの記
事があります。新年早々、川越の桜井鉄砲店で空気銃が盗まれ
との物騒な記事も。現仲町の山吉ビル隣の田中家住宅が当時桜
井鉄砲店でした。
たいしておもしろい記事もないので映画広告を
川越の映画館の正月明けからの番組案内。
松竹(現スカラ座)・鶴川座(のちの川越日活)・東宝(松江町にあっ
た)
どの作品も見たことありません。正月らしく娯楽作品ですが、い
ずれも都内で前年の封切られた作品です。川越で公開されるの
は遅かったのです。ブギの女王笠置シズ子主演「脱線情熱娘」
は宝クジに当選して成金になった一家のドタバタ。
こちらは熊谷
名探偵金田一耕助が事件の解明に臨む「獄門島」 金田一役
は片岡知恵蔵! キリリとした背広姿の金田一です。三宅邦子
はさいたま市岩槻区の出身。戦前の松竹で主役級スターのひと
りでした。
のちに石坂金田一でリメイクされています。
正月なのでにぎやかな笠置シズ子の歌を!
ちなみに昭和25年初夏には川越市広小路商店街に
川越ホームラン劇場が開場します。
川越の映画館は4館となり、映画界は活況の時代へ
進んでいきます。
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