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■焼きそばの大盛り
▲毛呂山(もろやま)町風景
毛呂の在の親戚へ。強風の影響で東上線は小ヶ谷の鉄橋を徐行で渡った。坂戸で乗り換えた越生線の車窓からは吹き荒れる茶色い砂塵があちこちに見えた。
親戚は父方の祖母の実家。子どもの頃に行ったきりで実に40年ぶりくらい。土間のある大きい家で五右衛門風呂があった。退屈すると毛呂駅まで遠征しディーゼルカーを見たりした記憶がある。材木置場があって木の香りが漂っていた。
強風の中訪問すると、家は昔のままであったが、小さく見えるのは子どものときに来ただけだからだなのだろう。あとで聞いたら80坪もあって、昔は2階が蚕室だったという。叔母は寡婦となって、この家にひとりで起居している。孫のためのお雛様が別室に飾ってあった。火の気のない薄暗い部屋の中で緋毛氈の色が鮮やかだった。
伝統行事流鏑馬は11月だが、この3月10日に春流鏑馬が開催されるとかで、町のあちこちに幟が風にあおられていた。流鏑馬も子どものときに一度見たことかあって、馬上から矢を射る場面を覚えている。
帰りがけ叔母は庭先まで見送ってくれた。梅の古木が春を告げている。いつ植えられたかわからないと明治生まれの祖母も言っていたほど古いらしい。
親戚をおとなう前に、昼食を食べていこうとなって寄ったのが
ここ「毛呂山食堂」
数日前にたまたま読んだ東上線の案内パンフに掲載されてい
て、昔ながらの焼きそばが名物だとあった。
昼時で土間のテーブル席は満席。奥へどうぞと言われて、
靴を脱いで広い座敷へあがった。団体や宴会も器用にこなすの
だろう。座敷も家族連れやカップルが食事をしていた。
「毛呂山名物 焼きそば」とメニューにあり。
焼きそばを注文と決めていたが、メニューを見るとやはり迷ってしまう。値段も安いし。
「生姜焼き定食お待ちどうさまー」の声に、ああいいなー生姜焼き・・・
でも今日はとりあえず「焼きそば」で。
それも「大盛り」で。
たしか食べログ記事に「並」でもかなりボリュームありと書いてあったような・・・まっいいか。
それほど待たされることなく焼きそば大盛り登場!
画像では量感がわかりにくいけれど、この大盛りは二玉半くらいの量。
肉は入ってなくて、小さめのキャベツがこれでもかというくらい使われている。
味付けはウスターソースだが、これがじつによく麺に馴染まされて上手に焼いてある。
そこらの食堂だと、皿にソースがたくさん残ったりするが、この焼そばはそんなことはないのである。
昔の田舎の食堂の焼そばって肉も入らないシンプルなものだったのだろう。かつて川越蓮馨寺境内にあった焼そばやも、キャベツが無いときは白菜を使ったりしていたという。
同じく大盛りを注文した父親は、食べっぶりがあやしかったが、案の定少し残したので自分が始末した。ということで三玉くらいを食べた自分は、当分焼きそばは勘弁して!の気分。 「豚玉毛丼(600円)」 ぶったまげどん
地元産の豚肉と卵を使い、毛呂山特産の柚子の風味を加えた地産地消ご当地メニュー。
これも食べたかったのだが・・またそのうち。
頼んでいるお客さんけっこういました。
東武越生線東毛呂駅。
昭和30年代頃は鎌北湖などの観光地の玄関として、池袋駅か
ら直通行楽急行電車がここまで運転されたこともあった。
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