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昨年12月から鎌倉文学館ではじまった『収蔵品展「生誕110年 小津安二郎」』へ行こうと予定調整していたのですが、12月中はとうとう調整がつかず断念。年明けも仕事が始まったらむつかしいので休み中に時間をつくってようやく鎌倉へ。池袋からの湘南新宿ライン直通に乗れば、川越からは2時間弱で鎌倉へ着きます。
子ども時代の作文や絵画、直筆の手紙類、撮影に使用した道具、そして手帳などにまめにつけられてていた日記など、小津監督が使用していた品々が展示されている滅多にない企画です。
妹さんのご主人の訃報に戦地から差し出した妹さんへの思いやりあふれた手紙が印象に残りました。それから左のチラシにもある赤い琺瑯のヤカン、これは「彼岸花」に登場するのですが実物が展示されていて、鮮やかな色のせいか目を奪われました。小津監督の私物だったそうです。
「彼岸花」の場面。テーブル手前にヤカンがあります。
(左から田中絹代、有馬稲子、桑野みゆき)
小津作品はそれほど観ているわけでなく、以前池袋
文芸地下で観た「生まれてはみたけれど」などは場
面すら覚えていないのですが、好きなのは「東京物
語」「麦秋」「小早川家の秋」「浮草」あたりでしょうか。
図録が発行されていなかったのが残念。
小津監督が描いた絵を取り入れた「一筆箋」と収蔵品
展のポスターを記念に買い求めました。
展示は今年4月20日(日)までです。
鎌倉文学館全景
旧前田侯爵家別邸で国登録有形文化財指定
文学館は1階と2階(3階は非公開)
外部も内部も素晴らしい造りです。
広い前庭からは相模湾が!!
鎌倉文学館へ来たのは二度目ですが、ここは門を入ってから館へ辿る坂
道がとてもいいのです。途中にはこんな隧道もあります。
↓生誕110年を記念して作品のリマスター修復が進められいます。これはブルー レイディスク発売の予告動画。「彼岸花」のところに赤いヤカンも登場しています。 小津安二郎監督作品リマスター修復比較映像 (youtube) 鎌倉駅へ戻り小町通りをぬけた閑静な住宅街にある「鎌倉市川喜多映画記念館」へ。
ここでは特別展「〜永遠の伝説〜映画女優原節子」が開催中。
引退を表明したわけでもなく昭和37年公開「忠臣蔵」への出演を最後に表舞台に出ることなく今日に至る女優です。
戦前の作品は見たことないし、戦後も主要作品しか観てませんが、「青い山脈」「麦秋」「めし」「東京物語」が個人的に好きですね。「ノンちゃん雲にのる」のおかあさん役も印象に残ります。
展示はポスターやスチール写真などを中心に構成されています。
展示は今月26日(日)まで
これは展示品ではなく、私の手元にある東宝カレン
ダー昭和22年版の原節子。
スキー板を持って2月を飾っています。
原節子、大正9年生まれ、90歳を越えて存命中。
いつまでもお元気でいてほしいものです。
文学館へ行く途中にある鯛焼き屋「なみへい」
朝からなにも食べてなかったので匂いにつられて
衝動買い。アンコたっぷりです。 ふたつの展示を見にやってきた鎌倉、午後4時までには川越に帰らなくてはならずわずか4時間弱の滞在でしたが、鎌倉文学館から徒歩10分ほどの大仏へ行ってみました。
小津作品「麦秋」に登場する場所。原節子が高堂国典に「もう嫁にいかにゃいけんのう」と言われるシーンでした。
20円払って大仏内もしっかり見学 長谷寺にも寄りたかったのですが、時間がなくて門前でUターン。
文学館から大仏への道筋は歩道が狭くて大混雑。
江ノ電も混雑で数分遅れ。鎌倉駅へ戻り、川喜多
映画記念館へ向かう小町通りは人があふれて小刻
みに進むありさま。
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