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番付といえば大相撲番付が頭に浮かびますが、画像の番付は江戸時代に国内の繁栄地を番付したもの。江戸時代のいつ頃の発行であるかは不明です。縦22㌢・横14.5㌢の大きさ。痛みがひどく薄い和紙で裏打ちが施されています。
東西に分かれて繁華な都市順に羅列されていますが、東の前頭12位に「武州川越」があります。
右からふたつめに川越が出ています。
東の方、川越より上位の都市名は次のとおりです。
●大関「尾州名古屋」●関脇「奥州仙台」●小結「加州金沢」●前頭「越州福 井」●前頭「奥州会津」●前頭「江州彦根」●前頭「羽州米沢」●前頭「勢州 安濃津(※現三重県津市)」●前頭「奥州盛岡」●前頭「羽州久保田(現秋田市)」 ●前頭「奥州弘前」
川越より後には小田原・富山・宇都宮・浜松などがありますが、武州では川越だ けです。
「上州草津」「摂州有馬」の温泉場がランクされているのがおもしろいですね。番付はさまざまな内容のもが作られて温泉場だけの番付もあります。しかし東になぜ兵庫の有馬が入るのかは謎・・
西で川越と同等の12位は「筑後久留米」です。どのようなデータを元に番付を決めたのかはわかりませんが、城下町川越がいかに栄えていたかを伺い知る史料のひとつと思います。
川越関連の複数の書籍には松平斉典十七万石の頃に「全国御城地繁花鑑」で12位を占めたとあるのですが、もしかするとこの番付のことなのかもしれません。
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2014年06月28日
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