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「人間の壁」DVDパッケージ
【人間の壁】 昭和34年
●監督/山本薩夫 ●原作/石川達三 ●山本プロ・日教組作品
●出演/香川京子・宇野重吉・高橋昌也・高橋とよ・宇津井健・三ツ矢歌子
南原伸二・松本克平・北林谷栄・沢村貞子・菅井きん・杉山徳子
三島雅夫・小沢栄太郎・水戸光子・他
★1959年度キネマ旬報ベストテン第六位
★1959年度毎日映画コンクール監督賞
昭和30年前後の勤務評定闘争を題材にした石川達三の原作を映画化したもの。
小学校の女教師(香川京子)が同僚(高橋とよ)とともに不当な理由で退職を勧告さ
れたことから組合活動に目覚め、同僚を守ろうと動き出すまでを描いた作品。
原作と同じ佐賀県を舞台としている。実際の撮影の大半は茨城県高萩市で行わ
れたが、川越市内でもいくつかのシーンのロケが行われ、佐賀県の架空の町「津
田山市」として登場する。
●川越ロケ①一番街
映画とほぼ同じ構図で撮影した現在の一番街。
左側の土産物店のところが当時時計店「坂本屋」で、生徒の母役の北林谷栄が店から出てくる場面
に使われている。昭和34年当時の一番街は川越の中心街であり、店頭のたくさんの看板や、行き交う人や車で現在とは違ったにぎやかさと雰囲気にあふれている。遠くにこの通りにあった丸広デパート(山吉ビル)が見え、左側には旧川越貯蓄銀行ビル(現存せず)が確認できる。老舗の坂本屋はのちに西町通り(現クレアモール)に移転したが、しばらく前に閉店した。
●川越ロケ②かねつき堂の通り
左側の位置あたりに「中華そば」の幟があり、葬式帰りの教職員たちがラーメンを食べる店内シーンに続くが、おそらく店内はセットだろう。実際にラーメン店も無かったと思われる。ラーメンの値段が25円!
●川越ロケ③高沢橋
右側の歩道あたりを香川京子と生徒の母親が会話をしながらゆっくり歩く。当時の高沢橋は大正
元年に架橋された鉄橋。彼方へ続く石原町の家並みがひなびていて、車の通行が少なかったためか通りの真ん中を大勢が歩いている。自転車に乗った風鈴売りや川で遊ぶ子どもたちが映るが撮影のための演出と思われる。
香川京子と高橋昌也が歩く夜間場面にも登場する。
館だった。併映は松竹作品「手さぐりの青春(鰐淵晴子主演)」と短編「熊のサーカス」「中国の曲芸」であった。
松江町の川越街道うなぎの小川藤のところを入った細い通り。かつては鉄砲町ともいった。
文化劇場は画像左先に見える電柱のあたりにあった。昭和30年代末期に閉館したが建物はしばらく
残っていたという。
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2015年12月27日
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